私達、もう別れましょう
彼女 「⋯今日は大切な話があるんだけど」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「私達、もう別れましょう」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「付き合い始めた頃は楽しかったわ。だけど、最近の私達といったらどう?顔を突き合わせては喧嘩ばっかり⋯」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「正直な事を言うとね、嫌なの。これ以上、あなたと一緒にいることが」
彼氏 「⋯⋯はっ!!」
彼女 「⋯?」
彼氏 「⋯寝てた」
彼女 「⋯⋯」
彼氏 「⋯で、何の話だっけ?」
彼女 「大事な話の途中に寝るなんて、信じられない。もういい、私、帰るわ」
彼氏 「⋯⋯はっ!!」
彼女 「⋯?」
彼氏 「⋯寝てた」
彼女 「⋯⋯」
彼氏 「⋯で、何の話だっけ?」
彼女 「もういいよ、私帰るね」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「ちょっと?⋯もしかして、また寝てるの?」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「もう知らない。今度こそ、本当に帰るからね」
彼氏 「⋯⋯」
彼女 「⋯あの、本当に帰っちゃうよ?」
彼氏のイビキ 「すぴー」
彼女 「あーもう、右足が部屋の外に出てるよ。次は左手だよ」
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「…あー、もう。さすがにそろそろ起きなさいよ!!」
( 近くに置いてあったハンマーで彼氏の頭を思いっきり叩く )
彼氏 「⋯はっ!!」
彼女の心の声 「⋯よし、起きた!!」
( 起きたという淡い期待を抱かせつつ、彼氏は再び夢の中へ )
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「⋯⋯」
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「⋯あのさ、やっぱり別れるの無しにしない?よく考えたら私にも大人げないところあったし⋯」
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「⋯さっきはあんなこと言ったけどさ、私、本当はあなたのこと大好きだし、もっとあなたと一緒にいたいの」
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「⋯だから、そろそろ起きてもらえないかしら?」
彼氏の寝言 「⋯もう、食べられない」
彼女 「⋯どうしたらいいの(泣)」




