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食うもの、食われるもの(前編)  作者: まるくと
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とある男性の活動報告

とある会社で働く男性Aは、その日、友人Bを家にお泊まり会をする為に招待した。

夕食を共にしている時、男性Bはこう言った。

「そういえば、お前の職場って、どんな感じなんだ?」

そう聞かれた。

始めは言葉を濁して端的に説明しようとしたが、どうやら彼は、現在仕事が無く困っている為、Aを通じて雑務でいいから。仕事が欲しい。というそうだ。

Aは最終的に折れ、上に話を通して、明日一緒に見学をしよう。と伝えた。

おはようございます、今日も良い天気ですね。

こんな時にはついつい気分が良くなって、普段よりもより豪勢な朝ごはんを作りたくなります。

そうですね。冷蔵庫に肉がまだストックがありますので、そちらを使ってソテーを作りましょう。それにパンと珈琲と…



ふう。ご馳走様でした。我ながら良い仕上がりに出来上がり、とても美味でありました。

では、そろそろ仕事に行く時間です。ええ。自宅から徒歩15分と通勤には便利ですよ。これなら、何かあった時にすぐ会社へ行けますからね。


そろそろ着きますよ。

何?とても重厚感で閉鎖感のあるところだ…ですか?

えぇ、えぇ。何せ、「商品」が逃げ出さないようにしないといけないですからね。はい。

ほら、玄関のトビラ。鍵開けましたよ。

お先にどうぞ。お入りください。

あぁ。貴方のその貴重品はお預かりしましょう。あと、その荷物も。

ここから先は清潔区域でありますからね。


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