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003 まさかの出来事

ストック終了!描くペースはポイント次第!1ポイントでも増えてれば書き書きします

 今日もいつも通り迷宮です。


 はい、合格してました。ネットで確認して迷宮に行こうかなと思っていたら、千尋に折角なんだから写真撮りに行こうと言われ、春から新しく通う学校、開成高校に行き写真撮ってきました。相変わらず妹の行動力はすごいです。


 それから何日か経ち、《魔法》の練習よりも攻略をメインにこの一週間頑張りました。

 当然、周りに《魔力弾》や極小の《四属性ストーム》を浮かばせながらです。

 この極小の《ストーム》がまぁ難しいのなんの。大きくするのに比べて何倍も小さくキープする方が難しい。


 さて、本題はここから。今僕は50層にいます。迷宮は10層ごとにボスモンスターが存在します。ですが今回はちょっと違う。えぇ、目の前に大きな大きな『門』があります。真っ黒の。漆黒って言った方が的確かも知れない。

 その『門』は細かく芸術的な彫刻が刻まれています。この『門』だけで数億、数十億の価値がありそうです。


 今までボス部屋はありましたが、『門』はありませんでした。なので多分これは最下層なんじゃないかと思ってます。

 すると、準備の時間が欲しいわけです。それに《魔法》もいくらか鍛えたいわけです。

 って事で引き返しましょう。


「ギギッ?」


「わっ!」


 振り返ると黒蝕蝗がそこにはいたのです。それに驚き反射的に《魔力弾》を10発程放ち、後ろへ距離を取りました。すると『門』に触れてしまい、開いてしまったのです。


「うわぁーお……死にたくないんだけどな」


 来た道を戻り転移水晶を見てみると、いつも発光しているのに光が消えていた。


「やれと、闘わなければ帰さないと。勝つか死しかないという事ですか……まじかよー……」


 こうなったら覚悟を決める。今同時に発動できるだけの《魔法》を周りに浮かばせる。その数100以上。


「よし、行くか!」


『門』をくぐり中に行くと、そこには一体のモンスターが雄山たる気配でそこにいた。

 それはファンタジーの中で最も有名と言っても過言じゃないモンスター。








 ーーーーードラゴン


 光さえ吸収する黒の色の鱗を持ち、アーモンドのような形の目をしていて、翼が生えていてトゲトゲしい尻尾がある。それを見て一言。


「小っちゃい!!」


 大きさにして中型犬くらいだろうか。ペットにしたいサイズのドラゴンは零の言葉を聞き、怒ったかのように翼をはためかせこちらに向かってくる。


「はやっ!?何だこのスピード!」


 持っている《スキル》を総動員しても、何とかかわすのがやっとのレベル。負けじと待機していた《魔法》を放つが、簡単に躱されてしまう。


「マジかよ、これはヤバイかも……」


 黒竜(ブラックドラゴン・)速度型(スピードタイプ)と《簡易鑑定》で表示された。

 零は威力を捨て、速度重視で《魔力弾》を打ち出す。


「まずは当てなきゃ威力も意味が無い。《射撃》!」


 ライフルのように回転を加えた《魔力弾》は超高速でブラックドラゴンの胴体に命中した。

 しかし喜ぶのもつかの間、当たった瞬間に《魔力弾》が霧散してしまった。


「まさかの《魔法弱体化》かよ。弱ければ当たっても意味が無い。効果が出るほど威力を上げれば当たらない。ここで《魔法》無しで闘わないといけないのか」


 零は《インベントリ》から一本の短剣を取り出した。


「40層で出て良かったぁ。『アダマンタイト製の短剣』」


 これは何の魔法効果も付いていないが、魔法鉱石であるアダマンタイトで作られている。

 アダマンタイトは言うならばとても硬い金属であり、これは純度も高いためブラックドラゴンの鱗の硬さにも負けないだろうという理由と、短い方が使いやすいと言う理由がある。


「《魔力撃》でカウンターしかないな。そのためにも……《空間把握》頑張ってくれよ」


 零はその場に立ち止まり、目を閉じて集中……とか出来たらカッコいいが、目を閉じるのは愚策中の愚策なので目を開けながら集中する。


 今の《空間把握》のレベルだと、約8メートル程度手に取るようにわかる。だがブラックドラゴンが8メートルも詰めるのにかかる時間は1秒も掛からないだろう。だから、最小限の動きで最大の攻撃をする。


 ブラックドラゴンが背後から近づいてくるのに合わせて、躱されないタイミングで体を捻りながら軌道上にアダマンタイトの短剣を置く。


「グギャアァァァァア!!!」


 ()()()目に当たったようで、地面に落ちて、転げ回っている。


 そこに最大火力の《魔法》を当てる。


「《魔力砲》!」


 最大MPの8割、残ってるMPの全てをこの一撃に込める。

 凄まじい衝撃と音が鳴り響く。土煙が晴れたところを見てみると、胴体に穴が空いたブラックドラゴンがいた。


「って!まだ生きてるのかよ!?」


 光のキラキラになってないと言うことは、まだ生きているということ。

 零は短剣を持ち直し、一直線にブラックドラゴンの首元に向かう。

 ブラックドラゴンが最後の力を振り絞り、炎のブレスを吐いてきた。

 それを《立体機動》などの効果で大跳躍して、天井を踏みつけ上から強襲する。


 首に短剣が刺さってブラックドラゴンは光のキラキラとなって消えていった。


「ふぅーっ……今回は本当に死ぬかと思った……」


体についた小さな傷や打撲などを《ヒール》を使い治していく。

 治療作業が終わると目の前にステータスとは違う、半透明状のボードが浮かび上がってきた。




 《迷宮制覇報酬:《現実化(リアル)》【迷宮制覇者】》

 《黒竜(ブラックドラゴン・)速度型(スピードタイプ)討伐報酬:『黒竜牙剣』『黒竜爪短剣』『黒竜鱗鎧』『オリハルコン:1kg』『宝石箱』『選択スキルオーブ』《魔力貯蔵庫》《魔力自然回復》《テレポート》【黒竜を打ち破りし強者】》



 ……マジですか。とりあえず《インベントリ》にしまえるものは仕舞います。



 全て仕舞い終えたら奥にある扉を発見した。中には金銀財宝……ではなく転移水晶があった。

 転移水晶に触れると、迷宮の外に着き迷宮は消えていた。


「あー、えーっと、迷宮は無くなったってことかな。マジかよー毎日の楽しみが……って、あれ?なんでステータス見れるんだ?」





 七志 零 Lv.46


 HP:410/410

 MP:69/1370

 STR:132

 VIT:120

 AGI:156

 DEX:138

 INT:201

 MND:187

 LCK:500


【スキル】

 《幸運:Lv.Max》《天運:Lv.Max》

 《天運・極:Lv.1》《曲芸:Lv.Max》

 《花火:Lv.Max》

 《剣の心得:Lv.45》《弓の心得:Lv.50》

 《射撃:Lv.56》《空間把握:Lv.Max》

 《空間支配:Lv.1》《索敵:Lv.Max》

 《気配察知:Lv.1》《隠蔽:Lv.Max》

 《身体能力向上:Lv.Max》《軽業:Max》

 《立体機動:Lv.27》《体術:Lv.Max》

 《無音移動:Lv.1》《魔力貯蔵庫:Lv.1》

 《魔力自然回復:Lv.1》《魔力操作:Lv.Max》

 《魔力操作・巧:Lv.Max》《魔力操作・極:Lv.1》

 《魔力放出:Lv.Max》《魔力放出・巧:Lv.Max》

《魔力放出・極:Lv.1》《魔力弾:Lv.Max》

 《魔法弾:Lv.1》《魔力砲:Lv.Max》

 《魔法砲:Lv.1》《魔力撃:Lv.22》

 《四属性アロー:Lv.Max》

 《四属性バレット:Lv.Max》

 《四属性ボール:Lv.Max》

 《四属性ストーム:Lv.Max》《ヒール:Lv.Max》

 《ハイヒール:Lv.1》《電気ショック:Lv.Max》

 《電撃:Lv.1》《氷結化:Lv.Max》

 《凍結化:Lv.1》《カード化》

 《インベントリ:Lv.15》《テレポート》

 《簡易鑑定》《現実化(リアル)


【称号】

【迷宮発見者】【子供は風の子元気な子】

【スライムの天敵】【兎の天敵】【蛙の天敵】

【バッタの天敵】【幸運者】【魔力はお手の物】

【魔力は友達】【天運者】【魔法の花火師】

【魔法曲芸師】【魔法大好き】

【迷宮制覇者】【黒竜を打ち破りし強者】





 おおぅ?ゆっくり、しっかり確認しておこう、家で。


「ただいま……って誰もいないのか」


 靴を脱ぎ手を洗おうとするが、


「あーあ、また服やっちゃった。てか、汚れひどいからお風呂に入っちゃうか」


 ボタン一つでお風呂が沸くのは楽で良い。服を脱ぎ、裸になり浴室に入りシャワーを浴びる。

 お湯が溜まった頃合いを見て浴槽に入る。


「ふぅーっ……きもちいい。さて、見てみるか」


 当然のごとくステータスが開き、新しい《スキル》や【称号】を見ていく。


 《天運・極》天運の上位スキルでLUC値が上昇する。


 《空間支配》空間把握の上位スキルで、このスキルが及ぶ範囲内では自由にスキルが使える。なので例えば3メートル先の地点から魔法を打つことでさえ出来るようになるわけだ。めっちゃ強くね?


 《気配察知》索敵の上位スキルで、より詳しく、正確に判断できるようになる。


 《無音移動》隠密と体術の複合上位スキルで、名前の通り音を出さずに移動することができる。


 《魔力貯蔵庫》レベル×100のMPを貯めておけるという最高のスキル。これで魔法の練習がさらに捗る。


 《魔力自然回復》レベル×1MPを毎秒回復することができるこれも最高のスキル。魔法やり放題だ。


 《魔力操作・極》魔力操作・巧の上位スキル。


 《魔力放出・極》魔力放出・巧の上位スキル。


 《魔法弾》今までは魔法を射撃スキルにより無理矢理打ち出していたが、これにより射撃スキルを使わなくとも撃ち出すことができ、射撃スキルを使えば更に威力が上がる。


 《魔法砲》上に同様。


 《ハイヒール》ヒールの上位スキル。一度に回復できる量が増えた。


 《電撃》電気ショックの上位スキルで、より強い電流を流すことができる。


 《凍結化》氷結化の上位スキルで、より早く、より強く凍らせることができる。


 《テレポート》行ったことがある場所に一瞬で移動できる。


【迷宮制覇者】迷宮を制覇したものに与えられる称号。《現実化》が貰える。


【黒竜を打ち破りし強者】竜種に与える影響が増加する。ダメージアップ、威圧アップ。



「はぁー……全体的にレベル上がったなぁ。そして原因はこれか」


 《現実化(リアル)》迷宮内でのみ使えるステータス閲覧、スキルをどこでも使えるようになる。

 スキルを使えるだけで、ステータスは関係ない。


「ステータスが変わらないって言ったってヤバすぎるだろ、これは。悪い人が使えば犯罪し放題だし、国に見つかれば拘束かされそう……《テレポート》で逃げられるわ。嬉しいのは《魔法》がどこでも出来るようになったことと、《インベントリ》が使えるようになったこと、《テレポート》が使えるようになったこと……いっぱいあるな」


 メリットは凄まじく大きい。【迷宮制覇者】の称号と一緒に貰えるスキルだから、今後とも増える可能性があるって事か。


「《テレポート》とか便利すぎるよな。どこで○ドアが使えるようになるとは。バレないように練習しとかなきゃな」


 そう心に決め、つかの間の休息を精一杯楽しむ零であった。

ブクマ、評価よろしくお願いしておきます!

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