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無題  作者: 紅桔梗
7/18

「安心すること」について。

静かな環境が自分にとっての『安心』でした。


『安心』ってなんだと思う?

 母のぬくもりか? 父の笑顔か? 兄弟の声、祖母の優しい声、祖父の厳格な声、友達と笑い合っている時間、風呂に入ってる時、布団の中、炬燵(こたつ)の中、などなど。

 まぁ人それぞれに『安心』する時がある。俺が想像、共感できることから、俺の思いもよらないことまで、色々あるだろう。十人十色ってやつだ。

 人それぞれに『安心』出来る場所や状況、人や動物がいるだろ?

『安心』ってのは何よりの精神安定剤だ。出し惜しみなんかしてないで存分に『安心』してろ! 下手な薬より精神が安定するぞ?

 ん? 俺か? 俺がどんな時に『安心』するのか聞きたいのか? よぉーし! よくぞ聞いてくれた!!

 実はよぉ、俺は今とっても『不安』なんだ。なぜかって? そりゃ、愛しの幼女()の声が聞こえないからだ!! その上、幼女()の姿が見えない!! ああ! 不安だ!! 不安で不安で集中できない!

 もし幼女()に危険が迫ってたら!?

 もし幼女()が俺に助けを求めていたら!?

 ああ! もう無理だ!! 考えれば考えるほど『安心』できない!!

 よし! 決めたっ!! 俺の『安心』のためにも


 今日はもう帰ります!!!


 」



「幼女幼女うるせぇよ!! 無事だから安心して補習受けろ!!」




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