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VERTEX  作者: 銀乃矢
第2章 スーパーフォーミュラ編
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第1話「最高」

ここは自分が通っているトレーニングジム。


 「松下さん、最近いい調子ですね。ただ体は壊さないでくださいよ?」

 「分かってるさ。ただ、次の大会こそは上位に行きたいからさ。」

 「そうなんですね。確かに最近苦戦してましたもんね」

 「コーチ、やめてくれ、心に刺さる」


 二人の笑い声が響く。


 その声に割り込むように電話の着信音が鳴り響く。

 「松下さん、電話鳴ってますよ」

 「ん?ホントだ。誰だろう」


 そこには監督の名前が表示されていた。


 「どうしたんですか?監督」

 『やったな!ヒロキ!喜べ!お前再来月のスーパーフォーミュラのテスト出られるぞ!』

 「えっ?えっ?ナンデスカ、ソレ?」


 動揺しすぎておかしなことを聞いてしまう。

 『日本トップフォーミュラのスーパーフォーミュラだよ!』

 「えええー!」盗み聞きしていたコーチと二人で驚く。

 「どこでやるんですか?」


 「再来月、鈴鹿でやるんだとよ!チームはRESA(リーサ) Grand(グラン) Prix(プリ)だ!」


 「本当ですか!やった!」

 『ちなみに、同じチームから堀本も参加するぞ!』

 「まじすか…」

 『テンションの落差激しいな笑。まぁ、お前の走りを見せてやれ』

 「わかりました。やれることはやってみます。」


 夢でも見ているのか?


 「やりましたね!ヒロキさん!」

 「あぁ、最高の気分だよ」

 「じゃあ、トレーニングもっと頑張りましょう!」

 「え?これ以上頑張るの?」

 「はい!日本のトップフォーミュラに挑戦するんですから。」


 そこからトレーナーと一緒に必死にトレーニングに励んだ。




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