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⑴『エンド・アンドロイド』

⑴『エンド・アンドロイド』



打擲された、訳の分からないアンドロイドのことを思うと、何とも不可思議な憐憫を思い立ち、しばらく窓の外を眺めては、また、パソコンに向かい、つらつらと小説を書くのであるが、それが、アンドロイドの所以だと、認識するのである。



何だって、アンドロイドなんだと、思う反面、アンドロイドはアンドロイドで、本当に頭が痛くなるほどに、訳が分からない訳である。イライラ、ムカムカ、そんな言葉が、アンドロイドは、発さずに、ただ、アンドロイドな訳である。



そうだろう、それでこそ、アンドロイドだ、我々の我々のための、アンドロイドの所業。認めねばなるまい。アンドロイドが、今日も行く、アンドロイドは、今日も行く。そうなんだ、君のことなんだ、って、一体誰に言ってる、アンドロイドなんだ。

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