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あのときの悲しみなんか

作者: Soraきた

さっき見かけたのは

たしかに君の横顔

久しぶりの君は君のままでいたんだね

たぶん・・


これからの君を僕が語るとき

悲しいかな、

すべてが想像の中で

語らなければいけないこと


笑顔の裏に

もう悲しみなんかない

あのときの悲しみは

君はもう、忘れてしまったことだろう


装う涙は無駄なモノだと

僕は何年もしてから気づいた

君の気を引こうとしていたこと


別に頼りなく見えたって

どうでも良かった


ただ、やさしさを

履き違えて

僕は特別なものを

君に分かってもらおうとしてた


涙の代わりになるものは

あれからたくさん見つけたけど

やさしさの代わりになるものは

未だに見つけられない


たぶん、

君と出会った、あの場所にいっても

君が涙して喜んでくれていた、

あの場所にたどり着いても

やさしさの代わりになるものは

見つからない

きっと、見つけられない


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