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一人の少年の最期
一人の少年は泣いていた。
なんで、僕はこんなにも……………。
僕は、僕自身でちゃんと見ているだろうか。
僕は失望する。皆が決めつけ型人間であるということに。
僕はそれがとてつもなく辛い。悲しい。悔しい。殺してやりたい。
そして、何より、
死にたくなる。
でも、誰も僕の話を本気できいてはくれないだろう。
みんながみんな、僕を、決めつけた型に押し込んでいるのだから。
もう、僕は、限界だよ。
さようなら。
きっと、この言葉の真意は誰もわからない。
わからなくて当然だね。
僕自身。も。
ありがとう。僕の愛した人形たち。今まで、さんざんお世話になったね。
でも、僕は実のところ『愛』していたかは、わからないんだよ。ありがとう。
僕はもう、
限界だよ…………………。
さようなら。