ラスター城
せっかくラスター王国に来たのだから、
ラスター城に立ち寄らないわけにはいかない。
さっそく、ラスター城へ。
番兵も、こころよく受け入れてくれた。
ラスター王国の王は、身分を問わず、どのような者とも会うというのは、30年前も今も変わらないようだ。
しかし、30年前の時の王は既に他界したという。
30年後の、今の王は?
兵士「今のラスター王は、美しい女王様だ。
その美しさを見るために、わざわざ
この国まで来る者も多いという。」
なんと、今は女王が統治しているという。
護衛「女王さまの、おなーりー!」
そこに現れたのは、クイーン・ラスター。
この国の女王だ。
クイーン・ラスター
「初めまして。その節は私の祖父が、大変お世話になりました。
私は、ラスター1世の孫娘の、クイーン・ラスターです。
あなたが伝説の勇者のお供、魔法剣士の
レイド様ですね。
祖父からも、そして父からも、話はうかがっておりました。」
レイド「いやいや。今はわけあって、この通りの、車いす姿で、介助者の同行が無いと、遠出などできない状態です。」
こうして、ラスター王国への挨拶回りも済ませて、我々は次なる目的地に旅立つことにした。
ラスター城も、あの頃から変わっていないな。宝物庫の中に、勇者の印があった。
そして、地下牢では、まさか魔王の手先と戦うことになろうとはな。
お次は、マルタの町へ向かうことに。






