表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

第1話 プロローグ

増税ラッシュが終わり少しリハビリがてら新連載書き始めました。

相変わらずゆっくりと更新していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。

異世界歴9999年。

世界は終わりの時を迎えていた。


朽ち果てる大地…

汚染される空…

全てを洗い流す為に神は世界が沈むほどの雨を降らせた。


丸一年降り続いた大雨は全てを水没させ世界を沈めた。

そんな終わりを迎えた世界に生き残った一つの集落が在った。

争いが絶えなかった他種族同士が手を取り合い作られた集落。

科学と魔術と神術…

様々な技術を組み合わせた結果、集落を大地と共に空へと浮かび上がらせ雲の上へと避難させたのだ。

ノアと呼ばれるその集落に住まう人々の血は絶える事なく、他種族交配により血を混ぜ合わせ空の上で生き残った。


それを知った神は驚いた、そして一つの可能性を見出だし一つの神託を授けた。


『見事我が予測を超えた者達よ、お前達に一つの試練を授けよう』


その言葉と共に集落の中央に巨大な塔が出現した。

地面から生えるように現れた塔は家々を粉砕し、残った森を破壊し、島は塔しか存在出来なくなった。

生物のみは壁をすり抜け中へと入ることが出来たのだが、全てを失った事に変わりは無かった。


『我は最上階の100層にて待つ、お前達の中の誰か一人でも我が前へ辿り着けたのなら世界を元通りにしてやろう』


神のその言葉はそれを最後に聞こえなくなったのであった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ