断片
真弓の日記の一部です
読まなくても全然大丈夫です
寧ろ飛ばして下さい。痛いので…
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《勇者》それは私の恩人であり
《勇者》それは私の憧れでもあり
《勇者》それは私の心の支えであり
《勇者》それは私が恋した人であり
《勇者》それは私の幻覚だった存在かも知れない
しかし、それらが私の偽りだろうと心に宿る《勇者の魂》は本物なのだろう
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今日は勇者ごっこをした
勿論私が勇者だよ
でも皆こう言うんだ
『勇者は強くて格好いい男がなるんだ』
『お前みたいなチンチクリンのチビ女は勇者はつとまらないよ』
『女に護ってもらってもうれしくねーよ』
……
私ははそれらが理解出来なかった
私の勇者を壊さないで
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私、勇者やめる
ううん、違うの、見つけたの
この世界では勇者でいられるんだ
皆私を待ってくれている
だから私は勇者を辞めた。
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新しい学校に新しい友達が出来た
私の勇者を知ってる人が居たの可愛い魔法使いちゃん
話が弾んで同じ学校だって分かった一気に距離が縮まった
そのせい有ってか放課後の屋上で待ち合わせした 教室じゃ恥ずかしいからね
女子かな?と思ったら男子だった
お互い中身がちがくて屋上で転げ回った
それから教室でも話すようになった
知らないうちに同じ教室のゲーム仲間が増えてった
勿論女の子友達もね
皆大好き
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みんなにあえてよかった
みんなのことわすれないよ
だからみんなもおぼえててよ
じゃないとわたしつらくてないちゃうかもよ
さいごにありがとうぴょこ
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こうしんちゅうぴょこ
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だから飛ばして良いと言ったのに…