最初に
俺が、小学3年の時に父親が死んだ。
それから、俺は母子家庭として育った。
俺の父親は、ゲーム会社に勤めていて「エリア」という
ゲームで成功を収めていた。今もなおエリアには
多くのプレイヤーがいるとかいないとか
俺は、あまりゲームに興味がなかった
いや、嫌いだったなぜならいつも父親がゲームの話しか
しなかったからだ、他にも家族旅行に行くって
なっていたのに、急に仕事が入ったとかで
中止になった事もあるそんな父親が、嫌いだった。
自然とゲームも嫌いになっていた
時を経て、現在。
俺の名は、山本悠真、年は高校2年生趣味は、読書だ。
俗に言う陰キャってやつかな?認めたくないけど、
自己紹介はその辺で
今、俺は葛藤している。開けるべきか開けないべきか
なにかって?父親が、亡くなる前に父親からもらった箱だ
それは、高校生になるまで開けない約束で渡されたものだ
なぜ迷っているかと言うと中にとんでもないものが
入っていそうだからだ、だって自分の息子に
高校生になるまで開けるなっていってたんだぜ?
そらやばいやつしか想像できないだろ。
でも、気になるすげーな。
開ける事にした。
俺は、目を疑った。
それは、俺が、嫌いなものだったからだ。
それは、ゲームだ。
中には、エリアのソフトがひとつと
ゲーム機?みたいなタブレットぽいものが
なぜか2つあり、右側は使う用左側は観賞用と
紙に汚ない字で書いて上に書いていた
俺は父親をあきれていた。しゃーないから一様
やることにしたゲーム機にエリアのソフトを入れて
起動してみた。しかし、もうセーブデータがあったのだ
やりかけかい!!心の中でツッコミをいれた
しゃーないからそれを起動した、
するとゲーム機の画面が光だし、俺は、気を失った。
目が覚めると俺は、テントの中だった。
「あ、目が覚めた?」
「え?」
目の前に髪の長い女の人が座っていた
「あなたって泰幸様の息子さんですよね?名前は悠真
さんですよね」
一様言っておくが泰幸ってのは俺の父親のこと
「は、はい」
「あなたは誰ですか?」
「私は、ユリナです」
「泰幸様が悠真さんのパートナーとして
私をプログラムしました」
「みんなも、ユリナさんみたいなパートナーが
いるんですか?」
「いいえ、いません。悠真さんの為に作られました」
「そうなんだ、よろしく。ところで色々聞きたいこと
あるんだけどいい?」
「もちろん!」
「ここは、どこ?」
「もちろん、エリアの中ですが?」
さも当然かのように語るユリナ
どういうことだ?
「何で俺が、ゲームの中にいるんだ?」
「何でってゲーム始めたからじゃないですか」
「このエリアってゲームの中の入ってプレイするの?」
ユリナは首をかしげながら
「そうですけど?」
科学の技術ってすごいな!
そら売れるわ
「もとの世界に戻りたいんだけど」
「むりですね」
笑顔で言うてくるユリナ
「なんでだ?」
「クリア条件を達してないからですよ?」
「クリア条件?」
「クリア条件とは、このゲームをプレイする前に
自分で決めることができるもので
そのクリア条件が難しければ難しいほどの報酬
簡単であればあるほど報酬は、少なくなります」
「俺そんなの決めてないよ?」
「当たり前です泰幸様が決めましたから」
おいおいマジかよ。怖くなってきたぞ
「と、ところでクリア条件はどんなのなんだ?」
「えーと、クリア条件は3つあります」
多くね?
「どんなんなのなんだ?」
「1つ目は、魔王を倒すこと」
ゲームっぽいのキター
予想は、してたけど
「2つ目は、マップをコンプリートするとこ」
あるあるかな?意外に大丈夫そうだぞ、よかった
「3つ目はお嫁さんと結婚する」
「結婚ね、、、っては?まじ?」
おいおいマジかよ父親を今すぐ呼んで殴りたいわ
一様聞いておこう
「ゲ、ゲームの中だけだよね?」
「いえ、正確にはお嫁さんとゲームをクリアして
現実世界ででも一緒に暮らすんです」
俺は、フリーズした