私、目立つのは好きじゃないんです。
お久しぶりです(*・・*)
ペンを握りすぎてペンだこが二箇所も出来ちゃった南々です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
時間が空きましたので投下します!あんまり面白くないかも…
では、どーぞ!
「待って、待ってください。何か変です。私のように黒高校の制服を着ているのは普通ですが、何故、皆が黒高校の制服を着てるんですか!」
朝、制服に着替えて朝餉を食べるべく居間へと足を運んで、皆に目を向けた時だった。
黒高校の制服は私の憧れそのもの。
黄色、茶色、白、黒のチェックスカート、首元には黒のチェック線が入っている赤のリボン。ブレザーの色は紺。
逆に男子は紺のズボンに紺のネクタイをする。
それを着ている目の前の妖達。
「1人で外に出るつもりか?死ぬぞ。」
「死にたいなら僕は止めませんけど」
ずずーっとお茶を飲み干しながら言う琥珀。
「死にたく無いですが!あの学校の入試問題は超難関なんですよ?どうやって…」
「あんな問、簡単すぎだろ。」
「ですね。僕たちは人の何倍も知能が備わってますから。」
「私が必死に勉強してギリギリで入ったのに…酷い。」
「いいじゃねぇか、一緒の方が守りやすいんだ。」
私はむーとしたまま御飯をやけに口に運ぶ。
「機嫌直せって、ん?真、御飯粒付いてるぞ。」
「んっ…な、何するんですか!」
一夜はあろう事か私の頬に付いていた御飯粒を舌で舐めとった。
「ギャーギャー騒ぐ奴だな。親切だろ」
「こんな親切ありません!」
「でも一夜だけエネルギー貰うとかズルいよね。」
「あげませんからね庵」
ゆっくり近付いて来る庵の唇を両手でガードし、御飯を食べ終える。
「行ってらっしゃいませ。姫様、一夜様、琥珀様、瑠璃様、庵様」
「圭ちゃん、いってきます」
笑顔で圭ちゃんに返事をし、門を出た。
【ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ】
「またお前を狙っていた輩だ」
一夜が言うや否やもう砂となった妖怪。
「ありがとう」
「何度も怪我をされてたら困るからな」
少し照れた様に後ろ頭を掻く一夜に笑んで運んで貰う。
アレから何週間か経ち妖達の暮らしにも慣れた。
「でも憂鬱だなぁ、」
姫抱っこで運んで貰う最中、口から漏れた言葉。
「何がだ?」
「貴方達とこれから毎日通うことになると思うと…」
毎日あの嫉妬の目を向けられるんじゃないかと思うと憂鬱になるのだ。
「俺たちは楽しみだぞ」
一夜の言葉に周りの皆も賛同する。
そりゃ、貴方達はね。楽しいでしょうよ。その顔だからモテるし、 苦労は無いだろうよ!
「あっ!ちょっとストップ!」
「なんだ?」
私の急な声に止まる皆。
「学校へ行く時は此処から歩いて行かない?」
そこは暗い路地。
あんな美形に姫抱っこされながら登校したら…と、考えるだけで身震いがした。
「まぁ、いいが…」
と、近くに私を狙っていた妖怪を仕留めていう一夜。
やはり、学校の門を抜けると黒高校の生徒達の視線が痛い。
まぁ驚くわな。私を囲んでこんな美形達がいるんだもの。
でも、でも、姫抱っこされながら登校するよりはこんな視線、痛くも痒くも…いや、少し痛い。
そんな目で見ないで下さいよ、私だって驚いたんだから。急に黒高校に行くっていうんだから。
「真、職員室と言うところに一緒に付いて来て下さい。僕たちじゃあ分かりませんから」
足早に教室へ行こうとしたら庵が私の腕を掴んで言う。
その庵の申し訳なさそうな顔に負け
「…………いいよ」
何泊か空けて答えた。
目立つこいつらを職員室に連れて行き、今度こそ自分の教室へ入ると丸眼鏡の中学からの友達、舞子が私の手首を強引に掴む。
「見てたわよ~何、あの美形集団」
「いった…その前に離して」
舞子のプロレス技のせいで身動きが取れない。
舞子と言うお淑やかな名前の持ち主にあるまじき行為だがそれは仕方が無い。
男兄弟の中で育った舞子は私を問い詰めるたびに動けないようにプロレス技を使うのだ。
私の言葉に舞子はちぇっと舌打ちして手を離す。
ふぅ、痛い痛い。私はやられた体をゆっくり振る。
「で?あの美形達は一体どうしたの?」
舞子の大きな声に周りも興味深々だと見てくる。
「あれは…そう、あれよあれ!」
な、なんて言おう…実は私の先祖が巫女であいつらは妖で私の命を守っている…だなんて言えないし、そもそも馬鹿な子で終わる確率が100%じゃん!
私が悶々と考えていると誰かが私の髪を掴み耳の近くでチュッというラップ音がした。
周りの人達がきゃあと叫んでいる。
音のした方を振り向くと私の髪の束を持ち上げ目を閉じ髪キスをサラッとしている庵が居た。
「僕たちは真を愛している者です。」
花が綻んだ笑顔を周りに見せつけた庵に対し、庵が本当に愛とか思ってはいないと分かっているのだが、顔に熱が溜まってくるのが分かる。
そんな庵の言葉と私の反応にクラスの生徒が黄色い悲鳴をあげる。
「おい、庵。まだ中に入る時間じゃねぇだろ。担任っていうのが来てからだぞ」
「真が困っていたようでしたから」
ニコッと微笑み何事も無かったかの様に廊下へ出る。
なんつー事をサラッと言う奴だ!
庵のせいで今、1番困ってるよ。分からないかな?この汗!冷や汗だよ!?
舞子以外の女子達の私への評価が厳しいです。そして視線が痛いです。
程なくして担任の先生が入ってきた。
「今から転校生を紹介する。入って来なさい。」
ドアを開けて入ってきた瑠璃と庵にクラスの女子は目がハートになっている。
「…………」
「蛇穴庵です。こっちは狐咲瑠璃。よろしくお願いします皆さん。」
男子生徒以外、皆が庵の言葉に口を揃えて返事をした。
無理もないでしょう。こんな整いすぎて神秘的な顔、見惚れない方が可笑しいもんね。
「では、弧咲、蛇穴の席はそうだな。柊の隣で。」
ひぃーーーーーー!先生!空気・読もう・よ!
女子達のあの目!分からない!?
そんな私の叫びは聞こえる筈もなく庵達は私を挟むように席へ付いた。
「良かったです。真のとなりで」
相変わらず天使のような笑みをしやがって…くそぅ!
何と無く庵の笑顔に私は怒れない。
休憩時間になったとき、クラスの女子が庵と瑠璃を取り囲む。
「狐咲くん私達が学校案内してあげようか?」
「蛇穴くん、私と付き合ってください!」
わぁお、想像以上。告白早いなっ!きっとさっきの庵スマイルにやられたんだな。可哀想に…
「ごめんね。僕たち、真以外の女の子興味ないんだ。」
笑顔で告白してきた女の子を笑顔で振る庵。しかも、僕『たち』って…
「学校案内というものをしてくれ真。」
無口の瑠璃に手を差し出され、頷くしか無かった。
そのまま廊下へ出ると違うクラスになった一夜と琥珀が居た。
「俺たちも案内してくれよ」
中途半端です!
3ページ以上にはしたくないので、途中で切りました('-'*)
やることはサラッと天使スマイルの庵が今日は良く出てきました!
通う高校の名前は黒高校。と来たら…
それではまた♡〜٩( ╹▿╹ )۶〜♡読んでくださってありがとうございました。
明日からテストで憂鬱な南々でした!