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百匹の分裂体 ラドン

俺たちはエキドナの子供の一人であるラドンを倒しに奈落の第一層の中心部へと向かう。

エキドナによると奈落は複数階層によって構成されているらしく、深く降りていくごとに環境が苛烈になっていくようだ。

この第一層は辺獄と呼ばれ、この時点で既に見渡す限りの岩肌に地面からは火が噴き出し、強烈な熱風が吹きすさぶという有り様だ。

辺りから沢山の視線を感じる。

どこからか見られているようだ。


「ラドン、姿を現せ。妾に再び忠誠を誓うのだ」

エキドナが叫ぶ。

何も反応が無い。


「大した権力者様だ。相手にされてないじゃないか」

「なにぃ!」

エキドナがむくれる。

母を気取ってはいるが外見相応のただの幼い娘にしか見えない。


その時、ひび割れた地面から100匹の蛇が現れ、数匹がエキドナの身体に巻き付く。

「こいつっ!」

悪態をつくが身動きが出来ず、うめくしかないエキドナ。

チロチロと舌を出した蛇は挑戦的に俺をにらみつける。


魔術、ハイドラの牙。

俺は虚空から蛇腹剣を生成し、エキドナに巻き付いていた数匹の蛇を切って捨てた。


その隙を狙ってか、俺に襲い掛かる数十匹の蛇。

一歩も動く必要はなかった。


魔術、ハイドラの鱗鎧。

瞬時に俺の身体にハイドラの鱗で作られた鎧が現れる。

生半可な攻撃では傷つかず、火、および毒への耐性を持つ強力な防具だ。

襲い掛かってきた蛇をまとめて振り払う。



倒しても仲間にはしてやれない、こいつは俺とモチーフが被るからな。

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