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女巨人 タナシス
挿絵をつけてみました
密林の次元、トロピカ。
そこは地上世界からこの奈落へ追放された女巨人の一族アマゾネスが住処としている場所だった。
俺は今、人間とは力のレベルが違う相手に力比べを挑もうとしている。
アマゾネスはこの次元に挑戦する俺たちに対し、相撲を取ろうと勝負を持ちかけたのだ。
アマゾネスの長、タナシスは3メートルほどの巨躯であり、筋肉隆々。
褐色の肌は太陽に焼かれた証。長い銀髪がたなびき、その色は夜に輝く月の様。
そして、獲物を逃がさぬ精悍な顔。美女でありながら、戦士。
俺たちは組み合い、力を比べあう。
タナシスが先手を取る。魔術、『剛力化』
その効果はただでさえ、強大なタナシスの筋力をさらに向上させる。
膝をつきそうな重圧に耐え、こちらも対抗する。
魔術、『部分変化』
身体の一部をヒュドラに変化させ、首の力で押し戻す。
「汚い男・・・!」
「力比べをする相手を見誤ったな!」
タナシスを一気に地面へと押し込む。
だが、彼女も負けてはいない。武装が徐々に身体を覆う。
更なる身体強化の魔術。
まだまだこの勝負楽しめそうだ。




