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音響監督の覚書19(リスペクトが大事な理由)

フェイスブックで2016年に書いた記事と言う事で……当時37歳の自分が書いたのだが、それから7年経ったけれど、やはり大事な事だと思うので記録として残すために短いけれど書いておこうと思います。

まず、フェイスブックに書いた内容をそのまま記します。


-------


この仕事をしてて思うのは……相手へのリスペクトを無くしたら終わりだなって。


ミキサーでも演出でもそう。


リスペクトとはなんぞや?

敬意。


逆説的に言うならば、相手を馬鹿にして見下してしまってはその人の良い部分を見ることが出来なくなる。

結果良い部分を潰したり活かしたりする事が出来なくなる。


僕の仕事は裏方であり、フロントマンである出演者を支える・魅せる役割である。

なのに、そのフロントマンに対してリスペクトを持てなければ、どうやったって潰してしまう。


ありがたいことに自分の立ち位置が少しずつ高くなってきましたが、そこで驕ってしまわないように、勘違いしないように。


出演者だけじゃなく、作家・脚本家や音楽家・作曲家もそう、ステージなら照明もそう…皆の良い所をきちんと見抜ける人に、僕はなりたい。


-------


コレは今でも思っていることです。

基本的な事は書いたままなのですが、今となってはさらに違う側面でもリスペクトをすることの大事さを感じることがあります。


本当に色々な仕事を様々なポジションで請けさせてもらっています。それこそマシーンのように何でも!

そんな自分ですが、人間なんです。

正直なところ、好き嫌いと言うのは存在します。もちろん得手不得手も。

それでも仕事をする上で自分に仕事を依頼してくれたのだから、良い物を作ろうと努力をします。

しかし、元来好きでもなく不得手なものだと言う事もあります。


そう言う時こそ『敬意』を払うと言う事が大事だと思うんです。


モノづくりをする上でみんなが真剣であれば必ず『思い』や『意味』があります。

自分の感情で距離を置いてしまっては、周りの人のそんな大切な思いだったり、重要な意味が目に映らなくなります。

自分が分からなくても、必ず周りに大事なものがある。

それを気付くにも「リスペクト・敬意」があってこそではないかと感じます。


時々周りがドン引きするくらいブチ切れていることもあるのですが、その時のきっかけとなる要因は「不敬」だったりします。


古い人間かも知れませんけど、やっぱりね義理と人情、そして心意気と敬意ですよ。

それがあってこそ、いい仕事が出来ると言うもんです♪


ちなみに、きっとお酒を飲んでいたタイミングだとも思いますが、ちょうどこの時期にこんなことも書いていたのです。


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だんだんラジオの仕事が怖くなってきた。

パーソナルとそれを求めるリスナー。

なんか色々な『距離感』が分からなくなってきたって言う感じ。

逃げ出したいって気持ちは初めてで、気持ちを持て余してます(苦笑)

それでも次の仕事は待ってくれないので、踏ん張ろう。


-------


ラジオと言う媒体は素敵なものだと思うのですが、とても怖い媒体だと恐怖しここからラジオの仕事を控えて演出へシフトしたんですよね。

色々と自分の中で大きく変わった年でもありました。


もしかしたらまた何か自分の中で変革する時期が来るかもしれませんが、そんなときも自分の軸がブレてないことを期待します。

すいません、ちょっと短いですが……


・ボイスサンプル

・朗読劇の違い


そのあたりもいつか必ず書きます!!!

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