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リアルな日常編1
迷い路や 右巻き左 カタツムリ
【うんざりするような長雨に、自身の先行きの無さを重ねる。
しかし、カタツムリの殻の右巻き左巻きを確かめている間にどうでも良くなる。
そんなくだらない悩みだと気づいた日の歌。】
汗拭いて 宵の乾杯 手に青葉
【雑草の処理は大変。
休日にこんなことをしているくらいなら、小説の一つでも書きたい。
でも、作業のあとの一杯を考えるとそれも悪くないよね。】
車窓にて クーラー愛しや 風比べ
【車でお出かけするが、夏の熱射で酷く暑い。
車載クーラーなどあてにならないため、しばらくは窓を開けて風を浴びる。
これなら、家でクーラーを利かせて小説でも書いていたかった。】