作戦会議
グッタグタです。もう一度言います。グッタグタです。
缶蹴り?
戦争で缶蹴り?一体あの爺さんが言っている事を理解できずにいた火野を差し置いて周りの馬鹿どもが
「うおおおお‼︎缶蹴り‼︎うおおおお‼︎」「蹴るぜぇぇぇぇ‼︎蹴っ飛ばすぜぇぇぇぇ‼︎」「ケリ姫ス◯ーツで鍛えた俺の脚力を見せる時が来た‼︎」「俺は死んでも女はk(殴【黙れ‼︎それ以上言ったら怒られるっての‼︎by作者】」騒ぎ出しやがった。
説明を求めるために女神を探すけどどこにもいない。それだけで僕の心にぽっかりと穴が空いたようで女神の存在がどれ「火野〜」だけ僕にとって大きいものだったのか「おーい」改て実感し女神無しの人生なんて「てぃ」
「痛い‼︎」
いつの間にか歩と葵が近くまで来ていた。
「やっと起きたな」
「………何しやがる」
「なんでそんなに怒ってるんだよ」
いきなり殴られたんだ怒るのは当たり前だろ何?この前お前も殴ってたじゃないかだと?そんなもん忘れた‼︎まあ今はそれは置いといてとりあえず質問
「戦争なのに缶蹴りってどういうことだ?」
「だって普通に戦争なんてしたら危ないじゃないですか。下手したら死にますよ?」
「…それで缶蹴り?」
「そうです。まあ缶蹴りだからって絶対安全というわけではありませんがね。ここがどこか考えてみてください。学園、国を滅ぼせる化け物たちの収容施設です。一年に2、3人は犠牲になりますから絶対安全ではないということですよ。」
葵がそんな事を言っている間に周りの奴らが落ち着きを取り戻しルール説明が始まろうとしていた。
「今からルールを説明するぞい。どれどれ〜」
爺が缶蹴りと書かれた玉を両手で掴み力を入れると玉が割れて中から紙が出て来た。
「まさかの開閉式⁉︎」
なんて火野の突っ込みは無視された。
「【フィールド:学園内】
【とにかく相手チームの缶を先に蹴っるまたは全ての敵を殲滅した方の勝ち】
【試合開始前に配られるバッチを破壊された場合戦闘不能とされます。】
【皆で仲良く死なないように頑張って下さい】
【ついでに敗者は勝者に絶対服従勝者は敗者に一つ命令権が与えられるZO☆】今回のルールはこんな感じかの〜」
と爺は紙に書かれたルールを読み上げた。
最後の命令権という単語に不安を覚えたが負けた時の罰ゲームだろうと一人で納得した。
その後は、爺が最近のクソガキ共は儂をなんだと思っているなどとどうでもいい愚痴を長々と垂れはじめたが本当にどうでもいいので割愛
爺の愚痴を聞かされた火野達は襲い来る眠気と戦いながら次の日のため奇策を
「先に相手の缶を蹴った方が勝ちって缶蹴りなのか?どっちかっていうと陣取りのような気がするぞ?」
「知らねえよ缶を蹴るんだから缶蹴りでいいだろ。」
「作者もこれを缶蹴りって読んでいいのかって悩んでたぞ。」
している筈がない馬鹿の集まりに何を期待しているのです?
「まず対戦相手ってどこのクラスだっけ?」
「おいおい明日本番だってのに対戦相手も知らないなんて緊張感足りないんじゃねえの?…どこだっけ?」
「【剣鬼】のクラスだろ」
「【剣鬼】?」
剣鬼ってなんだよ?
「「「うわ〜」」」
剣鬼の名前を聞いた途端クラスメイト数名がめちゃくちゃ嫌そうな顔をする。だから剣鬼ってなんだよ
「書いて時の如く【剣の鬼】ですよ。」
と近くにいた葵が
「とんでもないバトルジャンキーで一度目を付けられると非常にめんどくさいことになる。」
とこれも近くにいた歩が教えてくれた。
「その口ぶりだとそのめんどくさいのを体験したことあるみたいだな?」
と聞くと嫌そうにしながらも教えてくれた。なんでも目を付けた相手にすぐ勝負をふっかけてはフルボッコに逃げても執拗に追いかけられて最終的にフルボッコにされるそうだフルボッコだドン‼︎
「フルボッコってお前ら負けたのか?」
「「こいつがな‼︎」」
二人ともフルボッコにされたらしい
しかしこの二人をフルボッコにするような強敵となると……めんどくさいことになりそうだな〜なんて考えていたら
「多分お前も狙われてるぞ」
「……なんでだよ?」
「転校生ってのでちょっと注目を浴びてたところにこの前のお仕置きルームの件もありましたからね」
………そういえば縄から抜け出そうとちょっと能力を使ったらお仕置きルームを消し飛ばしたことがあったな。なるほどバトルジャンキーじゃなくても目を付けられてもおかしくないことをやらかした事に今更気付く火野であった。
ちなみに【剣鬼】っていうのは戦争時に活躍したり普段から目立つ生徒に学校(非)公式団体から贈られる称号のようなものらしい......ん?終わりだよ?ついでだついで。‼︎
そのあとは適当に攻めのチームと守りのチームを決めたり【剣鬼】と遭遇時の対策などが話されて解散となった。
そして一日が終わり戦争当日を迎える。
グタグタだ……………
すんごくグタグタに仕上がった自信がある……
自分の語彙力のなさに泣けてくる
ついでに次回やっと缶蹴りスタートです。
一応学園バトル物というジャンルなのにそれらしいものもなくグタグタと進んでいた訳ですがやっとちゃんとした戦闘シーンを書けると思うと僕も少し気合いが入ります(・ω・)
こんな見苦しい文章を読んでくださる方に感謝を………