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SCHOOL  作者: HANTA
1章
2/6

在校生

「なんなんだ一体?」

これから一年間のほとんどの時間を過ごすことになる2-3教室に着いてクラスメイトに自己紹介を済ませ五時間経過し既に放課後だというのに誰も近付いてこようともしない

「転校生って言うとお得な物件じゃなかったのか?転校初日にはクラスメイトから【火野君どこから来たの?】とか【火野君のどんな能力持ってるの?】などなど話しかけられてそこから交友関係を深めて行くんじゃなかったのか?アニメで転校生キャラを囲むクラスメイト達は現実では起こり得ないことなのか?」

と一人辛い現実を叩きつけられ打ちひしがれる火野に救いの声がかけられた

「おい転校生」「始めまして転校生君」

しかも同時に二つも

顔を上げてみると声の数通り二人の男が立っていた一人は口元に人好きのする笑みを浮かべた好青年風のイケメンもう一人は知的な感じのするメガネを掛けた爽やかイケメン普段の火野ならば「なんだこのイケメンとりあえず爆発してください」とか呪詛の一つでも呟くところだが今は状況が違う火野にとってはまさに神の声土下座して拝み倒したいところである。

そんな火野の心情を知らずに目の前のイケメン二人は

「俺が最初に話し掛けるって言っただろ‼︎なんでお前まで声かけてんだよ⁉︎」

「そんな話は聞いていない。だいたいお前みたいなのがいきなり話しかけても転校生君に迷惑をかけるだけだろう。」

「なんだと⁉︎俺のどこが強面だ‼︎このインテリメガネ‼︎」

「そんな事言った覚えはないぞ脳味噌筋肉男‼︎」

妙な口論を始めていた。

「何なんだこの二人は?」

いきなりびっくりだよまったく

「馬鹿そうな方が久保歩くぼ あゆむメガネの方は日向葵ひなた あおい

横からまたもや救いの声をかけられた声のした方を振り向くそこには

「女神か.....」

喉まで出かけた言葉を飲み込もうとするが失敗してしまったようだ。しょうがない事だろう目の前に立っていたのはまさに絶世の美女使い古された表現だがそれ以外に表しようがないのだから仕方あるまい。腰まである黒髪のストレートに整った顔立ち細いが出るところはちゃんと出ている体少し残念な事と言ったら気だるげに半分閉じられた目ぐらいだろう。

「お世辞が美味いね。私は有栖川智香ありすがわ ちかよろしく転校生。クラスメイト」

表情一つ変えず受け流されてしまった。はて?クラスメイト?

「自己紹介の時教室にいた?え〜と」

「智花でいいよ。さっきの質問だけど答えはいいえねここにはいなかったわ。」

「そうなのかじゃあ自己紹介火野龍貴ですよろしく。いなかったってそれじゃあどこ....」

「「上等だぶっ飛ばしてやる‼︎」」

着々と智花ルートを進めていた(つもり)の火野と智花の横でずっと口論を続けていた二人が突然爆発した。

「いつも通り運動場で勝負だ今度こそぶっ飛ばす‼︎」

「やれるものならやってみな‼︎返り討ちにしてやる‼︎」

そのまま二人は教室から出て行ってしまった。「あれほっといていいの?」

突然の出来事に半ば呆然としながら聞いてみる

「いつもの事だから」

とまたも表情一つ変えずに返されてしまった。「見学しに行ってみる?」

これはデートの誘いか⁉︎などと勝手にフィーバーを始める頭の中で少し冷静な部分が他のMSの戦闘を見るのはいい経験になると当たり前元い的確な意見を弾き出した。


多数の野次馬根性たくましいギャラリーに見守られる中二人は始まりの時を待っていた。

火野と一緒に来た智花が突然前に出て右手を振り上げる二人のMSは能力発動のために身構え智花の右手が振り下ろされた瞬間

「死んねえぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」

「お前が死ねぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」

と幼稚な事を叫びながら両者力を解放とんでもない力がぶつかり合いその場一体に衝撃波を撒き散らす他のギャラリーたちは最初からそうなることを知っていたようで既に後方に避難もちろん新参者の火野がそんなこと知るはずもなく

「そんなの聞いてnきゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」

風に吹かれる木の葉よろしく吹き飛ばされた。女の子みたいな悲鳴付きで。泥だらけで転がっていると

「大丈夫?」

表情一つ変えないで智香がこちらを見下ろして聞いてきた

「そういうのはもう少し心配そうな顔して言って欲しいな」

と軽口を返す

「あの二人の能力は何なの?」

宙に浮かぶ歩と瞬間移動の様な事をして歩との距離を詰めようとする葵の様子を見ながら尋ねてみる

「歩は重力を操る能力で対象のものを押し潰したりするのが得意」

言っているそばからさっきまで葵が立っていた地面が陥没した。

「葵は空間操作の能力テレポートしてるように見えるのは歩と葵の間の空間を消しているから」簡単に言うとAからBまでの距離を100mとして歩の能力はそのAとBの間の100mを消すことができるということらしい

「めちゃくちゃな能力だな二人ともAランククラスの化け物なんじゃないの⁉︎」

ランクとはMSたちの能力の強さを表す単位である。

A=国を滅ぼせるレベル

B=完全装備の軍隊ぐらいなら潰せるレベル

C=一般人がどれだけ群がろうが蹴散らせるレベル

D=一般人から取り囲まれたらヤバイレベル

E=残念

といった感じだ。Eに悪意を感じるって?事実だから仕方ないのさ‼︎さて話を戻そう

「歩の能力は一点に集中して使うと戦車ぐらいなら簡単に押し潰せる力だけど広範囲に展開すると効果が弱まって相手の動きを鈍らせるぐらいしかできない。葵は空間を消せるって言っても人間や大きな動物が存在する空間を消すことが出来ないし国を滅ぼすには圧倒的に攻撃力が足りないだから二人ともランクはB」

そんな話をしてから既に三十分が経過

「終わらないな」

二人の長すぎる戦いをげんなり見つめながら呟く

「大丈夫もうすぐ終わる」

智花は学校側正確に言うと職員室がある辺りをチラチラ気にしながらそう言った。火野が智香の言葉を理解する前に

「貴様ら放課後はさっさと帰れとあれ程言っているだろう‼︎」

怒声が(元)運動場に響き渡る声のした方を振り向くと宝塚にいそうなかっこいい女性が歩いてくるところだった。「やっべ‼︎」「高橋女史だ‼︎」「馬鹿お前殺されるぞ⁉︎咲希ちゃんとお呼びしろ‼︎」「とりあえず全員散れ‼︎」「「「御意」」」二人の勝負を見学していたギャラリー達があっという間に去っていた。

「あの人は......見たことあるぞ‼︎」

「見たことあるぞってあの人は私たちの担任なんだけど?」

「.....うぃ」

そうだ思い出した確か名前は高橋咲希たかはし さき年齢不詳聞いてみたら殺すぞとか言われてマジびびった事を思い出したなんであんな怖かったのを覚えていなかったのだろう?怖すぎて記憶から消すことを選んだんだっけ?そんな事を考えている間に高橋女子はなおも戦おうとする二人の間に割って入っていった。

すると歩が

「どけ‼︎クソババアまだ勝負はついてねえぞ‼︎」

「(ピキッ)」

「落ち着けぇぇぇぇぇぇぇ‼︎命を粗末にするんじゃない‼︎謝るなら今のうちだぞ‼︎土下座でもなんでもして許してもらえ‼︎」

葵が突然慌て出した

「てか今ピキッて言わなかったか?」

火野は隣にいる智香に同意を求めようとすると「いないだと⁉︎」さっきまで確かにそこにいたのはずなのに跡形もなく姿を消していた。

「な、なんだっていうんだ⁉︎」

ここに至ってようやく事の異常性に気付き始めた火野はとりあえず二人のクラスメイトたちの行方を見守ることにした。

「で?何か私に言うことがあるんじゃないのか久保?」先生の笑顔が怖い

「い、いやあの〜ご、ごめんなさいでした‼︎」

もっと粘れよ早いだろ謝るの

「許さない♥︎」

「どうしろと⁉︎」

歩はその場から逃げるため能力を発動する

「遅い‼︎」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」

先生の拳一線歩はその場に崩れ落ちた。

「全く馬鹿な奴だな、それではこれで失礼します。」

葵は最初からそうなると結果を見越していたようで準備していたセリフを放ち眼鏡の位置を上げるような仕草をして自然にその場から離脱を図るも

「なに言ってるの?君もだよ?」

「........何故でしょうか咲希ちゃん様?」

「喧嘩両成敗って言葉知ってる?」

葵はその場から逃げ(ry


その光景を見ていた火野はあまりの恐怖に震えることしかできなかった。気付かれないようにそ〜とそ〜t

「おい転校生」

......死んだ

無駄な足掻きだと分かっていたが火野は全速力でその場から逃げるため能力を(ry

もうやだこんな学園(涙






この小説にそっくりの設定を持った既存のラノベを友達に紹介されてしまき放心状態にあるHANTAです。

グタグタだってのは分かっています。

自分で書いててめっちゃグタグタだな〜って思うレベルでしたからね‼︎

それでもポチポチ書いて行きたいと思いますんでよろしくお願いします。

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