学園
一人で一国を滅ぼしてしまう程の力を持った化け物を収容する場所と聞くと絶海の孤島にそそり立ち生殺与奪は俺次第つまりお前らを殺すも生かすも俺次第死にたくなければ俺に従えオーラを出しまくるチンパンジー元いゴリラの様な看守付きの監獄を思い浮かべていたのだが
「普通だ....」
そう普通なのだどこからどう見てもどこにでもあるような普通の学校
【学園】特殊能力者通称【MS】を政府が管理し特殊能力を使っての犯罪を減らすため教育する施設というのはMS達を一つの場所に集めるための口実で実のところはMSを恐れた政府がMSを隔離し監視するための場所のはずなのに
「普通に街中にあるしゴリラな看守もいないしてか警備のおじさんめっちゃ優しそうだな仲良くなったらお菓子くれそうなタイプ」
学校指定の制服に身を包んだ特に特徴のない典型的な日本男児強いて特徴を上げるとすれば燃えるような紅色の瞳を持った火野龍貴は校門の前で一人で盛り上がっていた。
「それにしてももっと騒がしいところを想像してたのに静か過ぎて逆に怖いな」
静かに佇むコンクリートの建造物を見上げこれから他のMS達と繰り広げられる(であろう)物語にしばし思いを馳せる
「さて警備のおじさんに変な目で見られるのもおもしろくないしそろそろ教室に行ってみようかな」
不敵な笑みを浮かべ一歩目を踏み出す。
どうもHANTAっていいます
初作品ですなんかありきたりな小説になりそうです。時間を見つけてポチポチ書いて行きたいと思っています。まだまだ未熟者ですが温かい目で見てくれると幸いです。てか読んでくれる人いるか超心配です