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白亜紀の星とティラノサウルスの王

絵本テイストの小説になっています。

お子様でもお読みになることができる健全な作品です。

1. 宇宙の旅のはじまり

エイトくんは、小さな宇宙船に乗って星々を旅する冒険者。

好奇心いっぱいの彼は、新しい世界を探しに広い宇宙を旅していました。


ある日、目の前に巨大な惑星が現れました。

「なんだか…ここはとっても古い時代の星みたいだ!」


宇宙船を降りると、そこはまるで白亜紀!

大きなシダ植物、飛び回るプテラノドン、そして足元を走る小さな恐竜たち。

「すごい!まるで恐竜時代にタイムスリップしたみたいだ!」


2. ティラノサウルスとの決闘

でも、この星にはひとつ問題がありました。

すごく大きなティラノサウルスがみんなをいじめていたのです!


「うぉおお!オレさまはこの星で一番強いティラノキング!おまえもオレさまのエサにしてやるぞ!」


小さな恐竜たちはみんな震えて隠れています。

「こんなの見過ごせない!」

エイトくんは勇気をふりしぼって言いました。


「だったら勝負だ!もし僕が勝ったら、もうみんなをいじめるのはやめてよね!」


ティラノキングは大笑いしました。

「ハハハ!ちっこいおまえがオレさまと戦うだと?面白い!かかってこい!」


3. 戦いの末に

エイトくんは持ち前のすばしっこさと頭の良さで戦いました。

岩を利用して飛び跳ねたり、大きな葉っぱで視界をさえぎったり。


ティラノキングは大きな口でかみつこうとしますが、エイトくんはギリギリでかわします。

「やるな、おまえ…!」


そしてついに、エイトくんはティラノキングの足元の地面を利用して転ばせることに成功!

ティラノキングは大きなドシーンという音を立てて倒れました。


「オレさまが…負けただと…!? こんな強いやつは初めてだ…!」


4. 友情と別れ

ティラノキングはしばらく考えて、こう言いました。


「オレさま、おまえみたいなやつに出会ったのは初めてだ。オレさまもおまえの仲間になりたい!」


エイトくんはとても嬉しかったけれど、宇宙船は一人乗り。

「ごめんね、僕の宇宙船は小さすぎるんだ。でも、またいつか会いにくるよ!」


ティラノキングはちょっぴりさみしそうだったけれど、大きな笑顔で言いました。

「それまでオレさまは、この星のみんなと仲良くやってみるよ!」


エイトくんは笑って宇宙船に乗り込みました。

「ありがとう!またいつか、必ずね!」


宇宙船が飛び立つと、ティラノキングは大きな声で叫びました。

「気をつけてなー!つぎ会うときはもっと強くなってるぞー!」


5. つぎの冒険へ

エイトくんは星を離れながら、新しい仲間を思い出していました。

「次の星はどんなところだろう?」


宇宙の旅は、まだまだ続く!

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