8. 神殿管理下の スキル
あいもかわらず
稚拙な文章で お目汚ししております!
お邪魔いたしますすすー(´・ω・`)
「はっ! げふん、げふん!
大変っ! 申し訳ありません!!」
深々と頭を下げ 謝り続けるマァサ。
「お嬢様が倒れられたショックを 引きずってしまい
今日はどうも… 心の浮き沈みが激しい様です…
夢のお話でしたのに 大きな声をあげ
本当に 申し訳ありませんでしたっ!」
声だけでなく 謝罪にまで力が入ってるなー…
玲奈の意識で 様子を眺めてしまう。
「そ、そうね!
確かに 驚いたわね ほほ、ほほ… 」
エルヴァラも いつもと違うマァサを
どう扱って良いのか分からず 笑いが 引き攣っている…
こほん、、と 改めて 雰囲気を変える。
「マァサ もう良いわ。 座ってちょうだい。」
「はい お嬢様。」
「まだゆっくり お話がしたいわ。 聞いてくれる?」
はい、と返事をして マァサは耳を傾けてくる。
「とても不思議な夢よ。
夢の中は 見た事もない世界なの。
そして私は 玲奈という、17歳の女の子だったわ。」
エルヴァラは ここで一度 話を切る。
「ねぇ、夢のスキルって 何があるのかしら。」
この世界では 稀に スキル持ちが生まれる。
ただ…
貴重であることに加え、神殿で 情報管理もされている為
流れてくる情報は 噂話の域を超えない。
それでも
公爵令嬢より侍女の方が 噂に触れる機会が圧倒的に多い。
下世話な噂も含めて、だ。
「そう、、ですね…
あくまで、噂ですが 予知夢のスキルは有名ですね。
先見とも呼ばれるらしいです。
神殿では 神託の一部として重宝しますし
王家では 威信と信頼が手に入りますので
とても重用されるそうです。
ただ このスキルは
見たい内容を見れる訳では無いようです。
それ以外のスキルではー… 幽体のスキルも聞きます。
寝ている間に、意識を相手の身体に飛ばし
行動を覗き 夢として見るそうです。
こちらは かなり危険なスキルの様ですね。
スキルを使っている間に起こされた場合
絶命するそうです。
ですが、情報取得の有用性から
誰もが 抱え込みたいと思っている様です。
このスキル持ちだと知られた場合
特に闇組織から 脅迫めいた勧誘がしつこいようで
噂であっても聞いた時は 同情致しました。
それ以外ですと… 残念ながら 聞いておりません。
お力になれず 申し訳ありません、、、」
申し訳なさそうなマァサではあるが
何も知らないエルヴァラにとっては 有り難い情報である。
それに火のないところに 煙は立たない…はずだ、きっと。
「そうなのね。知らなかったわ、ありがとう マァサ。」
さて 当てはまるスキルが見当たらない。
どう伝えようかしら、と考えていると、
「夢にまつわる能力が 発現されたのですか?」
と心配そうに 声をかけられる。
うーん うまく説明出来ない。
…もう良いか! もう良いやっ!!
エルヴァラより 玲奈の意識が強くなる。
「あのね、夢の中の玲奈って もう一人の私の事なの!」
あぁ〜〜 だいぶ 投げやりなカミングアウトだわ、これ。
あれだけ 悩んでたのに、ねぇ?
マァサの ポカーーン、、とした顔が 目の前にあった。
今日はマァサに 特別手当でも出そうかしら?
お疲れよね? マァサ?
今日も 読んでいただき
嬉しいですすすー(´・ω・`)♡わーい