歓迎されない町
私は町の近くに降りて、歩いて町の入り口まで歩いてる最中色々考えた。色々と言ったが、全て食べ物事なんだねだね。お肉やお魚、ジュースにお菓子いっぱい食べよう❗️と考えていると、あっという間に町についた。まぁ近くに降りたから当たり前か。とそう思いながら町の門をくぐると、
「ようこそ❗️おいでくれました。新たな入信者よ。」と大柄な男に話しかけられた。
なんだこいつ?と思っていると、「おや?緊張しているのですか?いやそれはそうですよね。なんせこの私と会話出来るのですからね。このフレイ教神官補佐のシウラス・マルポが入信者の相手をするなんて事は滅多に無いのですよ❗️」と話してくれた。
………ここはフレイの信者が住む町かよ❗️と私は心の中でツッコミを入れた。そう私達神は信仰される存在だ。その為神には世界各地に信者がいる訳だが、ここは最悪。フレイの信者がいる場所だった。さてとどうするか?と困っていた。フレイは私の事が嫌いだ。その為、神の意志を感じられる信者も私の事が嫌いだ。その為か私の信者とフレイの信者が喧嘩していると言う噂は天界にいた時よく聞かされた。フレイの信者と私の信者ですら仲悪いのにその本神である私だとバレたら食料なんて分けて貰えなそうだな。と考えていると、
「どうしたのですか?入信者希望者よ?」と心配そうに私の方を見てきた。
コイツ悪い奴では無さそうだな。てか私なんで入信者希望者になってんの?と疑問でいると、
「ところで入信者希望者よ。貴殿の名はなんと言うのだ?」と聞かれ、
「私の名はフーカ。風の女神、風神のフーカだ。」といつも通り答えてしまった。あっ❗️やっべと思った頃にはもう遅かった。
「風神フーカだと。……我らが敬愛する偉大なるフレイ様が最も忌み嫌う神だと❗️皆のもの出てこい❗️この女を殺すぞ❗️」と物騒な事を言い出した。
勘弁してよ。私はただ食料を貰いにきただけなのに、と思っていたが、私は、町の住民に完全包囲された。そして、
「この女を殺すぞ❗️」と何人もの人間が私に武器を振り下ろしてきた。しかし、その攻撃は私に効かなかった。いや正確には当たらなかったのだ。そう攻撃は全て暴風の槍が弾き飛ばしたのだ。
そして、武器を全て弾き飛ばした暴風の槍は、「我のご主人様に武器を振り下ろすとは許さんぞ❗️ご主人様は偉大なる、上位神が一柱、風神のフーカ様だぞ❗️それを貴様ら、下等生物如きが❗️許さない❗️許さないーーー❗️」と叫び、
「ご主人様ここはこの我に任せて下さい。」と言ってきた。
……別に暴風の槍が助けに来なくてもどうにでもなった。私は風神。風の神だ。その為、女の子とイチャイチャする時以外は、私は体を風で構成するようにしてる。だからあんな人間の攻撃は完全に無力化出来るのだ。それに私はこう見えて肉弾戦は得意だ。だからどうとでもなるけど、面倒だし暴風の槍に任せるか!て事で、「じゃあお願いね暴風の槍」と言い私はその場を後にするのだった。