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寝床を創ろう❗️

さてと。暴風の槍に荷物を取りに行かせてる間に寝床でも探そうかな。と私は考え私は辺りを見渡した。


結果は最悪だ。辺りには草木一つ生えていない。一応町があるのだがその町は完全に汚染されていたのだ。あれじゃ住む事は不可能だな。でも動くのは面倒だから出来ればあそこがいいんだけどなー。と私が悩んでいると、暴風の槍が帰ってきた。私は、暴風の槍から自分の着替えや、大事にしている嵐のティアラや神風の布衣も取ってきてくれた。というか私の部屋にあった物全てを持ってきてくれた。優秀なんだけどおく場所がないな。と少し私は考え、


「そうだ❗️いい事思い付いた❗️」と呟き、一つの魔導書を取り出した。


この魔導書には様々なスキルが入っている。元々は、私が別世界の人間をこっちに転生させる際に与えれるように力を封印していたのだが、もう使わなくなったから、自分に戻す事にした。そして、その中から、便利そうなスキル、異次元ホールを発動させた。


このスキルは、異次元にあらゆる物を溜め込む事が出来る超便利スキルだ。魔導書に封印する前は、よくゴミを押し込んでたっけ。と昔を懐かしみながら暴風の槍が持ってきてくれた荷物を全て異次元の中に押し込み、


「ねぇ暴風の槍?私ね。疲れたから寝床が欲しいんだよね。だからあそこの町を寝床にしたいの。でもね?あそこの町凄い汚染されてるでしょ?あれじゃ快適に暮らせないからどうにかしてくれない?」と暴風の槍に頼むと、


暴風の槍が凄い勢いで町の方に飛んで行った。そして町を何一つない更地に変えてきた。


……やりすぎじゃね?と私は思った。いや私もただ更地にしただけじゃそんな事は思わない。なのに何故そんな事を思って仕舞うかというと、途中悲鳴が聞こえたからだ。つまり暴風の槍は生物を殺したという事だ。まぁでもあんな汚染された場所に住んでるのは魔物ぐらいだからいっか❗️


そう考えた私は、「ご苦労様暴風の槍。」と働いてくれた暴風の槍に労いの言葉を掛けてあげた。


すると、暴風の槍は嬉しくなったのか、巨大な竜巻を起こした。……これは起こった方がいいのかな?と考えたが今まで、私が放置してたのが悪いからな。そう考え私は、暴風の槍を叱らずに、更地にされた町だった場所に向かった。


さてそれじゃあ始めようかな。と意気込んだ私なのだがいかんせんやる気が出ない。スキルを発動させればそれでいいのだが、それすら面倒くさい。でも早いとこしないと夜になっちゃうしなー。私みたいな超絶美少女が一人でいたら襲われちゃうしなー。女の子なら大歓迎だけどね。と関係ない事を考えていると、暴風の槍が地面に、【ご主人様。今から何をなさるんですか?】と書いてきた。いちいち地面に書くなんて面倒な事しないでよ。私の神器なんだからそのぐらい察してくんない?と機嫌を悪くした私は、暴風の槍を異次元ホールにしまった。


そして、「時間かけても面倒だしさっさと終わらせるか。」そう決めた私は、スキルの一つ、創造(クリエイト)を発動させた。


このスキルは、頭の中で想像した物を具現化させるという優れものだ。という事で私は頭の中でどんな物を創ろうか考えた。


天界にある自分の部屋を再現するのもいいが、何千年もあそこで過ごしたから気分転換にはいいだろう。じゃあ何を創るか私は考えた。候補としては、私がしているゲームに出てくるボスが待ち構えている、ダンジョンか。昔読んだ事がある日本の歴史?とかいう本に出てきた武将の城。それか、神殿にしようかな?と考えた。そして、私は少し考えて、「よし❗️城にしよう❗️」と呟いた。


さて、城にする事は決めたが、どの城にしようと私は悩んでいた。そして私は記憶を辿り、どの城にするか決めた。昔読んで1番デザインが好きだった城だ。名前は確か……オオツカ城?いやなんか違うな。オオタカ城かな?これも違う気がする。……名前が出てこないな。まぁ名前なんてどうでもいいや❗️という事で、「スキル、創造(クリエイト)発動❗️」そして城は一瞬で出来上がった。


うん。やっぱり惚れ惚れするデザインだ。と私は出来上がった城を見てそんな事を思ったが実はデザインを少し変えてる。何故かというと、これも昔読んだ本の知識だからいまいち覚えてないが、著作権?などというものがあるみたいだから色を変えたり、サイズも少し大きくしてる。だから大丈夫だ。それに私神様だし。そういう事で、


「私の新しいお家完成ー❗️」と一人ではしゃぎ城の中に入り、じゃあ寝るー❗️」と言い異次元ホールから暴風の槍に持ってきた、大きなフカフカベットを取り出して、ベットに転がって、「ねぇ暴風の槍お願いがあるの。私、今から寝るからその間の護衛をよろしくねー。」と言い眠りにつくのだった。

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