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5年後


5年が経ちアレンは10歳になった。


「スーそっちを頼む。俺はこっちやるから。」


『スー!』


アレンとは7歳になったあたりから森には行かず、畑仕事をしていた。今ではすっかり慣れた手つきだ。


あの森にはオーガ以上のLvはいなかったので、アレンは行っても意味なかった。だがスーは時々あの森に行っている。スライムを吸収したり他の魔物を倒し、魔石を吸収してステータスを上げている。


そのおかげでスーのステータスは今でも上がっており、一方でアレンはLv25のままだった。


現在2人のステータスはこうだ。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 アレン 10歳 Lv25

種族 人間


体力 53000

攻撃力 1000

防御力 37000

敏捷性 88000

魔力 5


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 最強のスライム "スー" Lv25


体力 8600

攻撃力 4100

防御力 4100

俊敏性 9300

魔力 848000


スキル

物理攻撃無効


ユニークスキル

魔力魔法吸収

魔法化

同族吸収


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2人とも異常なステータスにだ。この時点で最強になったと思っていいと思うのだが、これだと最強の勇者になったことにはならない。





俺は早く最強の勇者になりたいので家を出ようと思い7歳になった頃に母さんに「強くなるために旅をしたい。」と言ったら、「子供だからダメです。」と言われた。まぁまだ子離れしたくないんだろうと思い、大人になるまで我慢することにした。


「よし!今日も終わったな。おつかれ。」


『スー!』


家に帰ると母さんがご飯を作って待っていた。


「お疲れ様。お腹すいたでしょ。手を洗ってきなさい。」


それから手を洗いご飯を食べて片付けが終わりひと段落ついたところで、母さんが一枚の丸いプレートを机の上に出してきた。


「母さんそれは?」


「これは冒険者学校の受験番号よ。」


「え?冒険者学校の?」


冒険者学校とは王都にある冒険者育成学校だ。

冒険者とは、冒険者ギルドに所属している人の事で、採取依頼から護衛依頼、討伐依頼等様々な依頼を引き受け依頼達成する事でお金をもらう職業だ。冒険者にもS~Fまでランクがあり。この学校を卒業することができたら、Cランク冒険者からスタートすることができる。ただ、冒険者は実力が無ければすぐに死んでしまう可能性がある危険な職業だ。


要するに冒険者学校は強くなるための環境が整った学校だ。



俺は冒険者になるつもりだったからこれは有難いが、母さんはそれでいいのだろうか?


「いいの?」


「まぁ、本当は嫌だけどアレンは強くなりたいんでしょ?それにアレン達がこっそり森に行ってたの知ってたんだから。」


「え!?そうなの!?じゃあ……なんで止めなかったの?」


「アレン1人なら止めてたわよ。けどスーちゃんが一緒だったから。」


母さんはスーを抱き上げ「ねースーちゃーん。」と言って撫でていた。


母さんは俺の強さは知らないがスーの強さは知っている。知ってるって言っても本当の実力の半分以下だが。

けど、なんか複雑な気分だ。確かにスーは強いが俺も強い。ステータスを見せてやろうかと思ったがやめた。

子供であのステータスは流石にやばいからな。


「そっか。ありがとう母さん。」


「うん。どういたしまして。」


「ちなみに試験はいつなの?」


「明日よ?」


「え?明日?」


「そう。明日。」


「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」


そして俺は冒険者学校の入学試験を受けることになった。

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