表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

プロローグ

はじめました

勇者。それはLv100という偉業を成し遂げた人のことを言う。


人々は勇者を讃えた。その中でも最強の勇者と言われた人物がいた。その名はアーサー。圧倒的なステータスを誇り、聖剣を使い魔族の王、魔王を倒した男。彼のお陰で人類に平和が訪れたと言っても過言ではない。


一方で勇者アーサーとは逆に最弱の勇者がいた。その名はアレン。

Lv100の勇者でありながらその能力値は一般のLv20にも及ばなかった。


Lvが上がれば能力値も上がる。だが、人によって能力値の上がり方は様々でバランスよく上がる人もいれば偏った上がり方をする人もいる。

能力値が多く上がりやすい人もいれば上がりにくい人もいる。

アーサーはバランスがよく尚且つ、一般的より大幅に上がりやすかった。アレンはバランスが一番良かったが非常に上がらなかった。


Lvが1上がると全能力値が1増えるそんな上がり方だったのでLv100の全能力値100というステータスが完成した。


Lv100とは決して簡単な道のりではない。Lvを上げるには自分より格上の相手つまり自分よりLvが上の相手を倒さなければ上がらないのだ。だが、人々は知らない。アレンからしてみたら全てが超の付く格上の敵でそれを倒してLv100になったのだ。アレンほどLv100への道が険しかったものはいない。実質アレンが最強と言っても過言ではない。だが、それに気付くものはいなかった。そもそもアレンがLv100という事実を知る人すらいなかった。


そんな最弱の勇者アレンには夢があった。前世からの夢があった。それが「《最強の勇者》になりたい。」


アレンは前世の記憶を持って転生をしている。が、一度も最強の勇者になった事はない。それに「今生は一番ダメダメだった。」そうだ。


何故アレンが最強の勇者になりたいのかそれは「憧れの視線や黄色い声援を送られてみたい!目で立ってみたい!」そんな思いがありアレンは最強の勇者になりたかった。


ステータスは最弱だが実力は最強のアレンは今度こそ最強の勇者になるべく3度目の転生をするのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ