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作者: まちこ

夜の静謐が好き。

人の気配も車の音もない、するのは自らが紡ぐ微かな身じろぎの音。

その瞬間私は飛び放たれる。


何からだろう?

ただ自らに纏わりつく様々なこと。

他人の思いや自我、喜びも悲しみも、生の感情も負の感情も、生も死も全て脱ぎ去った自分になる。


夜のさざめきが好き。

雑多に溢れて誰も彼もが欲に満ちてる。

寂しさを埋めたい、楽しさを分かち合いたい、苛立ちを発散したい、気持ちよくなりたい。

そんな中に身を置くことで安心と寂しさを得る。


昼は暖かさをくれるけど、それだけでは足りない。

私が惹かれるのは夜。

人工の暖かさしかくれない夜。

それでも私を惹き付けてやまない。



私の寂しさを埋めてくれるのも、涙を受け止めてくれるのも全て夜の静謐とさざめき。

私は、いつか…………


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 私が惹かれるのは夜。 人工の暖かさしかくれない夜。 それでも私を引き付けてやまない。 『惹かれるのは夜』だから『惹き付けてやまない』の方がしっくりきますね (´・ω・`)
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