表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹は兄を尻に敷く。  作者: 冬西南木
2/10

一日目-二 変態兄と笑えない妹

どんっ! と全裸(ぜんら)の兄が仁王立ちしていた。部屋は汚いと思っていたのに、とても片付いている。

私が反応出来ず、固まっていると、

「妹よ、やっと来たか……。ここ一週間ずっとこうしていたのに、いつになったら開けるのかと……」

無駄にきりっ、としていた。

私としては股間(こかん)のブツに目が入ってしまうが、赤い顔を無理やり上げて、兄に言う。

「に、兄さん! 何で服着てないの? それに、三ヶ月も引きこもって!」

責めるように言うが、兄は全く動じない。

「この三ヶ月……、俺はずっと瞑想(めいそう)していた。そして気がついたんだ!」

全裸で? と疑問はあるが、それよりかは何に気がついたか気になる。

「俺は、(しり)が好きだと!」

「…………」

ツッコミの言葉も出てこなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ