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プロローグ
プロローグ
俺は斉木英太16歳。聖南高校の2年で帰宅部のゲームオタクだ。
今日は月曜日、学校の登校日だ。いつもならずっと家でゲームしているのだが、そんな俺に親がキレて「学校に毎日行くか100万円もってこの家から出てけ。」と言われたので仕方なく学校に行くことにした。百万円は大金だが高校生の俺がこの先の人生を百万円で生きるのは絶対に無理だ。
久しぶりに自分のクラスに入ったがクラスメイトは無反応。
俺は友達が少ない、というかほぼいないが一人だけ「親友」と呼べるようなやつがいた!
そいつの名前は田村大空といって俺と同じ聖南高校2年の帰宅部だ。
同じ引きこもりでゲーム好きという接点があったので仲良くなれた。そんな岡島は俺のただ一人の「親友」だった。






