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ドリームキャッチャー  作者: 埼玉の玉子
14/22

リアル

気がつくと駆男は、自分のベッドにいた。


起きた時の頭痛がいつもより、ひどい。

駆男はもともと頭痛持ちで、寝起きはとくにひどいのだが、

いつも数分経てば良くなってしまう。


しかし、今回の頭痛は長く続いた。


駆男はベッドの布団の中にもぐり直すと、朦朧とする意識の中で、

考え事をしようと試みた。


アイドルとえっちなことをしようとしたら、

逮捕されて、きつね目に馬鹿にされて

でかいじいさんに、頼まれごとをして、

長々と話を聞かされて。


ひとつの夢がこんなに長かったのは、初めてだった。

だいたい、いつもは、目的の夢を想像して、楽しんだあとは、

適当な夢を見るか、深い眠りに落ちて、長々と眠った。


駆男は現実と夢の区別がまだよくつかないまま、

部屋の椅子に座り、マルボロライトに火をつけ、

残っていた雪印のコーヒー牛乳を飲み干した。


ふと、時計を見ると、夕方の4時を回っていた。

こんな時間に起きるとか、完全にニートだな。

そんなことを考えながら、


今日の夜から、あいなとデートの約束をしていたことを思い出した。


あいなとは、駆男の彼女であり、付き合ってもう3年近く経つ。

駆男のどこがいいのか、ほんとに好きなのかすら、わからないが、

別れ話などでることもなく、今までやってきた。


頭も体もすっきりさせるために、駆男は

とりあえずシャワーを浴びることにした。

階段を降りていくと、母がいて、

いつまで寝てんのよという声を素通りし、バスルームへ逃げていった。

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