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ドリームキャッチャー  作者: 埼玉の玉子
10/22

始まり2

「さて、駆男くん、はじめまして、

壇正次郎である。」


大老人は、話始めた。


「私はこの世界の日本で一番偉いひとである。

君はとにかく全く理解できてないようである。」


駆男は冷静に答えた。

「壇さん。これは夢ですよね。俺の。

んであなたも俺の中の夢。さて、これから何が起きるんですか?

俺になにをしろと?」

駆男は、これから冒険が始まるであろうことを予期して

少しにやけながら答えた。


「よく聞くである。

駆男くん、君は罪人である。

勝手に人の夢に押し入り、女のコを襲ったである。

そう、君は囚人。囚人番号1である。」


壇さんは続けた。

「しかし、君の気持ちもわからんでもない、私も若い頃は恋い焦がれる

女子に夢であえたらと、想像しながら寝たものである。

しかし、私の場合、夢でも現実でもふられるのである。

問題は君の能力、君は夢を操作できるのである。」


駆男は少し得意気に答えた。

「そうなんですよ。すごいでしょ。俺は夢の中を自由自在。

なんでもできちゃう。いつでも眠れるし、いつでも起きれる。

目覚めても覚えてるし、前日の夢の続きからはじめることだってできるんです。」


「でも壇さん。俺が俺の夢で女のコに手を出そうが、俺の

勝手じゃないですか?そんなことで罪にならないですよね?

それにそんな法律ありませんよ。」

駆男は法学部出身だった。


大老人は、駆男の相手を小馬鹿にしたような発言にも

自分のペースを乱さずに答えた。


「そうである。そんな法律は、現実世界にはないである。

しかし、この世界にはあるである。

君は、この夢から目覚めようとしたが、目覚められなかったである。

それが、この世界での逮捕。

現実世界には戻れないである。」


駆男は少し混乱したが、まだ冷静に答えた。

「この世界ってなんですか?確かに、目覚められなかった。

こんなことははじめてです。」


「夢世界である。ここは日本の夢世界。この建物は夢世界取締り本部である。」


「我々は、日々、夢を見ているひとを悪夢から守っている、ドリームキャッチャー!と呼ばれているである。」

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