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8話 魔眼一杯頭いっぱい

タイトル通り魔眼ヒャッホーーです

 朝、俺たちはアリアに起こされて今着替えている

 俺たちはお互いの着替えを見ないように出来る限り三角形になって着替えている、一応13歳なんだが精神年齢は違うからな

「ねっむ、そっちは終わったか?」

 袴のくせして一番着替えるのが早いカルマ、袴って簡単に着れるものなのか?

「あーよしっと終わったぞ」

「こっちも終わったよー」

 驚くことにこの装備着る前はぶかぶかだったのに着た瞬間サイズが変わり最適なサイズに変わった、さすがファンタジーだ

 カルマは逆刃刀を指し、シルフィも撲突杖を同じように指している

 え?俺はだな懐に2つ腰に1つ指しているのだが、これ最初からは何も封印されておらずただの頑丈な棒なのだ、まぁ重くないのが救いだが

「行くか」

 俺たちはリビングに行くとカリヤが待っていた

「来たな、んじゃこれから行くがなんも食うなよ?」

「「はーい」」

 今からって今の時間朝の5時だぞ、迷惑じゃないのか?と思ったがまぁいいか


 教会は歩いて10分のところだが走って3分で着いた、驚いたのはマリアが余裕で付いてくることだ

 まぁ冒険者だったみたいだしあたりまえなのか?

「おーい、ソルー来たぞー」

 カリヤが教会の入口に立ち大きな声で誰かを呼ぶ、すると、中から走る音が聞こえ勢いよく扉が開かれた

「うっせー!今何時だと持ってやがる!!ってカリヤかよ」

 中から出てきたのは40歳ぐらいの黒い髪をしたおっちゃんだった、がっちりした体格から冒険者というより傭兵という感じがする

「久しぶりだなソル」

「あぁ、んでそいつらが言ってたやつか?」

「あぁ、頼む」

「わかった、入ってくれ」

 そうして案内されたのは、正しく教会だった

 ベンチがありその先にはなにかの聖像がある

「カリヤとマリアさんはそこらへんに座っててください、んでお前らはついて来い」

 俺たちは、その聖像の前に案内された

「今から俺の真似をして今から言う言葉を復唱してくれ」

「「はい」」

 そういい片膝をつき、右手を心臓の場所に握りこぶしを作り当てるようにして目を瞑る

「我が人を司る神、人神様よ」

『『我が人を司る神、人神様よ』』

「今この時を持って、われに力を授け給え」

『『今この時を持って、われに力を授け給え』』

 すると、光が現れ俺たちに吸い込まれていく


 ユーリ・サブフィーダム


 13歳


 加護 

 旅神アウドレッド 商神マーケティル 器用神フーズロール


 神からの贈り物(ギフト)

 鑑定眼 透視眼 遠視眼 見破眼 精密眼 アイテムボックス大 能力抑圧 制限解除


 そうでてきた瞬間視界からありとあらゆる情報が流れてきた

「うっぐぁぁああああああああ!」

「っち、なんかまずったか!?」

 ソルさんの声が聞こえるが今はそれどころじゃない

 自分の視界が壁を突き抜け遥か遠くの場所を見せてきた、ただの草中品質の剣回復草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ひたすら、そんな映像を見せられ脳の防衛反応で意識が遠くなる

 ―おい、ユーリ!?―

 そんな声が聞こえた気がしたが声すら出せずに意識を失った



「っつつ」

 いまだ、痛む頭に顔をしかめベッドから体を起こすが目を開けた瞬間先ほどと同じように視界が壁を突き抜ける

「っつ!」

 慌てて目を閉じると頭痛も収まった

「覚めたか」

「ソルさんですか?」

 目を開けれないため、声でしか判断できないため自信がなかった

「あぁ、いま自分がどんな状況になってるかわかるか?」

「いえ、ただこの眼が原因としか」

 文字に出てきた魔眼かはどうか知らないがそれらしきもの、少し落ち着いたからか考えることができた

「そうだ、ちなみにそれは魔眼というのだがカルマとシルフィも得ているようだ」

 魔眼だったのか、ってかそんな魔眼ってポンポンでてきていいのか?

「あいつらは大丈夫なんですか?」

「あぁ、最初は戸惑っていたようだが問題ない」

 そうか、ならよかった

「魔眼ってのはな、そんなに珍しいもんじゃないんだ、いまじゃ3人に2人はもってるんじゃないのか?使えるかどうかは置いといて」

 そうなのか?まぁ使えないということは相性とかがあるのかもしれない

「そして、複数持つ奴もいる、そこでだ、おまえ何個の魔眼(・・・・・・)をもらった?そして名前はなんだ?」

 既に俺が複数所持していることは分かっているようだ

「・・・鑑定眼 透視眼 遠視眼 見破眼 精密眼の5つです」

 たしかそう書いてあったはずだ

「っつ、少し片目を開けて前を見てみろ」

「はい」

 俺は左目を少し開ける

「あれ?」

 すると壁を突き抜けるような事はなく、ただ視力が良くなったような感じで目の前にあるタンスを見ると


 木のタンス 品質 普通


 とでてきた

「何がみえる?」

「えっと、視力が良くなった感じがして、そのタンスの名前?と品質が見えます」

「そうか、なら今度は逆の目を開けてくれ」

「はい」

 俺は左目を閉じ右目を開ける

 すると、壁が透けて見え何か話しているカルマとカリヤが見える

「カルマと父さんが見えます」

「相性はいいほうか、よし今度はそのまま壁があることを意識してみろ」

 言われた通りに壁があることを意識すると奥の部屋が見えなくなりいつもの視界に戻った

「できました」

「意外に早いな、それほど相性がいいのか?」

 そういえば、なんか、能力抑圧と制限解除をもらった気がするってかこの2つリフォンじゃんん

「今度は両目を開けてみろ、気をつけろよ透視を抑えて遠視も抑えるようにしてみろ」

 言われた通りに透視は壁があるようにそして、奥を見ないように、遠視はできる限り近いものを見るような感じで

「っう!ふぅ、できました」

 一瞬、あの映像(原因は透視と遠視だろう)みえたがなんとか押さえ込むことができた

「相性は完璧か、おそらくお前の魔眼は低ランクの魔眼だから良かったのだろう」

 そう言われた瞬間、頭が否定した

「本当ですか?」

「嘘だ、見破眼ってのは嘘や偽物(フェイク)が分かるらしいんだ、少し試させてもらった」

「そういうことですか」

 なら、俺には一切の嘘が通用しないってことか

「あとは、精密眼なんだがこれは、タイミングを見極めれる眼だな、主に鍛冶師や料理人に多いな」

 なら、あまり俺には関係ないのか?

「まぁ、機会があったら確認するといい」

 寮で生活することになったら確認しようかな

「にしても、魔眼だけでそれか、魔眼ってのは意識さえすればお前ほどの相性なら抑えられるはずだ、多分2.3日でできるようになるだろう」

 そんなに相性が良かったのだろうか

「ほかに何かあったか?」

 ほかにというのは神からの贈り物(ギフト)のことだろう

「はい、アイテムボックスと能力抑圧と制限解除です」

「アイテムボックスの大きさは?」

「大です」

「まぁ、まだ普通かカルマは特大だしカリヤの嬢ちゃんなんか極大だもんな」

 カリヤの嬢ちゃんってシルフィか、ってか極大ってなんだよ

「それよりも、問題は残りの2つかこの2つは恐ろしく相性がいいな」

「そうなんですか?」

「まず、能力抑圧だが意味はそのまま能力を制限するんだがある一定の域に達すると一時的に抑圧を開放できるんだ」

 逆を言えば一定の域を達しなければ制限されたままなのか

「しかもだ、能力抑圧を受けた者は全員能力の上昇値が恐ろしく早い」

 おそらくあれだなリフォンと同じだな

「そして、制限解除というのはありとあらゆる制限から逃れることができる」

「どういうことですか?」

「要は能力を制限する能力抑圧のデメリットは消える、まぁ、そのほかの制限解除は自分で探せ」

「つまりは、上昇率が恐ろしく早いのに能力に制限受けないということですか?」

「そういうことだ」

 コンコン、部屋がノックされた 先ほど得た魔眼を使用して来たのがカリヤとマリア、シルフィとカルマということ分かった

「ソル、どうだ?」

「問題ないですよー父さん」

 心配かけないように俺が返事をする

「ったく心配かけさせやがって、んでどうだったんだ?」

 俺は何があったのか出来る限り自分で伝えた


「そうだったのか、んで動けるのか?」

 カリヤが聴いてきた

「んー、少し動きにくいけど大丈夫だよ」

 あえて俺は能力抑圧を解除しないままでいる

「なら、いくか」

 今度はギルドに行くみたいだ

 どうでもいいがカルマがぐったりしている、なにがあったのか


カルマ・クリカオンヒュ


13歳


加護 武神アルスレッド


神からの贈り物(ギフト)

魔力吸収眼 アイテムボックス特大




シルフィ・ブライト


13歳


加護 魔神マジミランス 戦神ガルバンド


神からの贈り物(ギフト)

感知眼 アイテムボックス極大








すみません、遊びすぎました、魔眼いっぱいで私の考えの浅はかさに気づきました

だって遠視は遠くのものが見える透視は障害物の向こう側を見れる

この2つを組み合わせるとどうなるんでしょうねー

そのへんもあとでやってみます

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