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6話 学校と告白と

学校の話ですが一気に飛ばします

 あれから五年の年月が経った、あの時母乳を与えられたときは死ぬほど恥ずかしかったが五年経った

 もう自分で歩けるし話すこともできるし今の現状も理解できた

 俺の名前はユーリ・ブライトということになっていて

 優香の名前はシルフィ・ブライト

 蒼馬の名前はカルマ・ブライト

 になっていて顔つきはリフォンのアバターを幼くした感じで、髪と眼は俺は翠、ゆ_シルフィは金、カルマ?は黒色だ

 ちなみに母の名前はアリア・ブライトで髪と眼は青 父の名前はカリヤ・ブライトは金だ(俺とカルマの色素はどうなっていると思ったがファンタジーで片付けた)

 そして現状についてだが3人で話し合った結果、転生したということになった

 おそらく、第2の人生というのはこういうことなんだろう

 そして明日は俺たち3人が生まれ2回目の誕生日で前に言ったことが本当なら学校に行く日のはずだ

「さて、前にも言ったかもしれんがお前たちは明日から5歳で学校に行くことになる」

 父であるカリヤがゆっくりと落ち着きのある声ではなす、いつもの父は馬鹿ではしゃいでいるからこのような姿は珍しい

「そこでだ、お前たちはなにか将来したいこととかないか?」

 要するに学校といっても幼少部(5~13)が終わったらプレゼントをくれるというものだった

 まぁ幼少部が終わっても青年部(14~18)があるのだが幼少部ながすぎだろ

 じゃなくて、その幼少部から青年部に上がる時にプレゼントに何が欲しいか?とのことだ

「ぼーけんしゃになってかたなをもちたーい」

 誰かわからないかもしれないがカルマで蒼馬だ、皆子供らしく話そうと頑張っている

「しるふぃーもぼーけんしゃになってつえをもってたたかうー」

 シルフィは子供らしくってか、いつもと少ししか変わらないな

「ぼぅけんしゃになってたびをしたい」

 皆結局リフォンでできなかったからな、満足に

「ふふっ、あなたにそっくりですね」

 お茶を持ってきた母アリアが笑いながらやってきた

「あぁ、そうだな でも冒険者は厳しいぞ?よし、なら幼少部が終わったら同じ質問をからその時もう一度答えを聞かせてくれ」

「「うん!」」

 そう、返事をして3人の寝どころに入るのであった


 今更だがこの世界にはレベルもステータスもスキルもないためよくある転生チートがあるかわからないため俺たちは寝る前に筋トレをしている

 そして筋トレを終えて俺たちは3人で布団に入り寝た



「今日から52の新しい仲間になる人たちです、みなさん拍手~ ささ、自己紹介を」

 俺たちは教室といっても机と椅子があるだけだが案内された。52は5が年齢2がクラスを表していて先生の名前はマールだそうで幼少部の間お世話になるそうだ

「えぇとカルマです」

「シルフィーでーす」

「ユーリです」

 少し無愛想というか、物足りないが自己紹介を終えた

「みなさーん、なかよくしてくださいねー」

 この後俺たちはクラス仲間13人に質問攻めではないが怒涛の自己紹介をされたがそれ以外にはなにも起こらなかった

 学校といっても授業というものはこの世界のことを童話風に話したり、必要最低限の知識だけだった

 学校は午後3時まででそこからは、自由時間だ 家に帰ってもグラウンドで遊ぶのもいい

 俺たちはいつも夜にやっている筋トレをその自由時間にし少しランニングして帰るということを繰り返す

 はっきり言って学校は楽しくはないが重要なことを教えてくれるのだありがたい

 例えば1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間、1っヶ月は20日で1年は15ヶ月で計300日が1年ということや

 お金、この国エルファーンは硬貨制で下から赤、青、銀、金、黒、白だそうだが基本的には赤青銀でなんとかなるらしく金1つで庶民の月収の3倍ほどらしい

 あとは、してはいけないことつまり犯罪だが、今は別に問題ないだろう

 そんな授業が永遠と続き何事もなく10歳を迎えた

 10歳からは授業は12時まででお昼をとってからは必要最低限の護身術や体作り、そして魔法の知識を教えられた

 体作りは元からしているが、目立たない程度にこなしていく


 特に問題なく毎日を過ごしていたが12歳のある日ちょっとした事件が起きた

 なんとシルフィが告白されたのだ教室で3人でご飯を食べている時に



「ふぅ、相変わらず疲れるな」

「ほんとだな」

「おに_じゃなかったユーリはなんもしてないじゃん」

 俺たちは三つ子のため、兄や妹ということではなくなっているため、おにーちゃんとは言わなくなった、まぁたまに言いかけるときはあるが慣れていないのだろうか

「そうだぜ、俺たちなんか童話の本読まさせられるし」

「そーだよ、なんでユーリは読まさせられなかったの?」

 実を言うと寝ていたからなのだが言わないでおこう

「さぁな、気づかれなかったんだろう」

 いつもと同じように唯一ちがうのは口調を本来の口調に戻してご飯を食べてると、扉が勢いよく開けられた

「誰だ?同じクラスのやつではないよな」

「多分違うはずだ」

 はっきり言うと13人しかいないが顔をそこまで覚えていない、興味ないからな

「ねーこっちに来てるよ?」

 確かにこっちに歩いてきている

「おい、顔真っ赤だぞあいつ」

「ほんとだな」

「だいじょーぶなのかな?」

 風邪でもひいているのだろうか、心配したシルフィが声をかける

「あのーだい「シルフィさん好きです!付き合ってください!!」え?」

 俺とカルマはそっとご飯を取り席を離れた、シルフィが助けを求めているが、あえて助けないが会話が聞こえる程度の位置に移動する

「お願いします!付き合ってください」

「え?あ、ぅ~あっほら知らない人に「僕の名前はイルラです!」ぁ~」

 少年の名はイルラというらしい、黒い髪に黒い目と日本人を連想させるが顔立ちがそうではないと否定する

「あぅ~ごめんなさぃです」

 手をパタパタさせて拒否の意を示すとイルラは動きを止めた

「なんで!どうしたダメなの!?」

 止まったと思うと今度はシルフィの肩をつかみに行く、忙しいやつだな

「カルマちょっと行ってくる」

「ほどほどにな」

 俺は席を立ちシルフィのところへ行く

「~ぇ好きな人が「嘘だ嘘だ!ねぇ!」ぅ~」

「離し、て痛いよ」

 徐々に力が入っているのか顔を歪めるシルフィ、そろそろ止めるか

「そろそろやめと「うるさい!お前は邪魔だ!」はぁ」

 聞く耳を持たないらしい

「もう一度言うぞ?やめとけ?」

「だまれぇ!」

 そう言うとイルラは右手をシルフィの肩から外し俺を力強く押した

「諦めろ」

 俺はその手をつかみ引き寄せる

「ひゃっ」

「わっ」

 シルフィも釣られたが手が離れたためつんのめるだけで済んだ、肩を抑えているところからまぁ痛かったんだろう

「なんで、じゃますんだよぉ!」

 離されたことがよっぽど嫌だったのかあろうことから俺に殴りにかかっていたが避けることもせずわざと当たる

 クラスからは悲鳴が上がるが別にどうでもいい

「気はすんだか?」

「うるさいうるさいうるさい!」

 それでも飽き足らずに俺に殴りにかかるが俺は掴んでた手を話し右手をイルラの拳に添えて軌道からずらす、早くもない拳だったため簡単にできた

「な?やめようか」

「うるさーい!」

「しゃぁねーな」

 それでも殴りに来るイルラ、殴りにかかる瞬間にイルラの懐に入りイルラの踵に俺の足を添えて少し強く押す

「うわっ」

 すると俺の足に引っかかり尻餅をつくイルラに近寄り無理やり立たせる

「やめるか?」

「そうか、お前が、おまえがぁぁ!」

 いきなりわけのわからないことは言いまた俺に殴りにかかる

「これはダメだな」

 俺は殴りに来たイルラの拳を避け懐に入り背負い投げの要領で地面に叩きつける

「がぁ!」

 背中を強く打ったためか軽い呼吸困難に陥ったようだ

「今なら許す、出て行け」

「うぐぁ、っぐ絶対にゆるさないからな」

 そう言って壁に手を当てながら出て行くイルラ、許さない?なにをだろう

「っよ、おつかれさん」

「あぁ、大丈夫かシルフィ?」

「うん、ありがと・・・ってもうちょっと早く助けに来てよ!!」

「つい…な」

「ついな、じゃないよ!もう」

 この後先生に怒らるかと思ったが何もなかった


 何かあったのはこの日だけで後は何事もなく日々を過ごして明日で13歳となる

 そして、家に帰ると父から夕食後1人ずつ部屋に来るように言われた

 やっとこの日が来たのかと喜ぶ俺がいた
















幼少部は何も起きませんが青年部からは色々やらかすつもりです


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