sns
現代、ソーシャルネットワーク時代、人と人の距離がグッと近づいたのは果たしてプラスな要素だけでしょうか?僕の周りだけ観ていての感想は決してそうではなく、どちらかというとマイナスなもっと不穏な渦で溢れている気がします。もっと楽しいものとして作られただろうSNSは遠隔中傷と呟きに踊らされ自分を見失いそうになる玩物喪志な人の心。決して人ごとではなく僕もそうで在る。それだけのソフトを作ったクリエイターに喝采するも、それに惑わされない心の在り方を問われる時代だという事を落ち着いて考えていかなければならない気がします。
臆病者の強がり
麻痺した頭で無我夢中
欠伸しながら無意識にするは
暇つぶしと題した匿名の横暴
いつもは笑顔で振る舞う素振りの
裏側で指は名指しで呟く誹謗中傷
あれ、これ、それ、だれ、腹が立つ思いを
カキコメOK 誹謗中傷
其の人目の前に意見も言えず
取り敢えず頷き荒波を立てず
誰に向けてか今夜も呟く
憂さ晴らしの腹いせ拡散の業
「大丈夫大丈夫 私には友達が沢山居るわ
呟けばイイネと皆クリックして分かってくれるもの」
けれどそれに対してのコメントは皆無
取り敢えずクリックしとけと欠伸の如し
友達と題したクリック要因
分かっていながらも今夜も呟く
よく考えて見なよ
それは今ならば誰もがそう
君も僕もとどのつまり
ココニイルよと叫んでいるのさ
呟きという名の叫びサイト
オシャレな写真とオシャレなコメント
あればあるほど価値があると評価
よく考えて見なよ
表現する事の大過と恩賞を
今や文字は鋭い槍とも矛ともなる
僕も君もこの指にあるのは
核弾頭のボタンだという事を