一文字飛ばした世界(表裏合体)
「王様、一段飛ばしで階段を飛ぶのをおやめください」
「なぜじゃ、こんなに楽しいのに」
「いいえ楽しくありません」
王様は怒りました。
「そんなこと言うなら一段飛ばしをやってみたらいいではないか!!」
王様はそう言って、国民全員に会話の一文字飛ばしを強制しました。
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「およごいす」
「はうざま」
「あちんおよ」
「んゃ、はう」
「きうながすでか」
「ょはにやいす」
「ゴヤへまモヘヤよ!」
「ーとちとロイだ」
「ゆさてれかぎぎわりす」
「びしくるらりりかま」
市場の様子はまだましそうだ。
次はレストランを見てみよう。
「えと、んんん、ーーン」
「ーねたためとマラタで」
「ごゅもくかしす。んんん、ーーンす」
「ちうんりえまねあぱめとスパメでね」
「は」
「い」
「ぜぜちうゃい!」
「んんがじなか!」
客はお皿を全部吹き飛ばしてしまった。
変な店だったせいなのか、王様のせいなのか、よく分からないが、民は怒り始めた。
「おはか」
「うば!」
「かだふはせ!」
「いんみず!」
王様は何を言ってるのかよく分かっていませんでした。
「おしたはんいてるだ」
「ぬ、みなとっおの」
「おかかふせと」
「は、だは、」
「なと」
「ん」
「おかせ」
「かふと」
「だらん」
「かなと」
「おせと」
「か、」
「いわらぞ」
「みかん」
「おと」
「せ」
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王は折れた。
次の日さらに階段も踏み外した。
そして、家臣に言った。
「二段飛ばしならどうか、と」
王は解雇された。




