↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/3

一文字飛ばした世界(表)

「王様、一段飛ばしで階段を飛ぶのをおやめください」


「なぜじゃ、こんなに楽しいのに」


「いいえ楽しくありません」


 王様は怒りました。


「そんなこと言うなら一段飛ばしをやってみたらいいではないか!!」


 王様はそう言って、国民全員に会話の一文字飛ばしを強制しました。



 --------------



「およごいす」


「あちんおよ」


「きうながすですか」


「ゴヤへまモヘヤだ!」


「ゆさてれかぎぎわりす」


 市場の様子はまだましそうだ。


 次はレストランを見てみよう。


「えと、んんん、ーーン」


「ごゅもかしす。んんん、ーーンす」


「は」


「ぜぜちうゃい!」


 客はお皿を全部吹き飛ばしてしまった。


 変な店だったせいなのか、王様のせいなのか、よく分からないが、民は怒り始めた。


「おはか」


「かだふはせ!」


 王様は何を言ってるのかよく分かっていませんでした。


「おしたはんいてるだ」


「おかかふせと」


「なと」


「おかせ」


「だらん」


「おせと」


「いわらぞ」


「おと」



 --------------



 王は折れた。


 次の日さらに階段も踏み外した。


 そして、家臣に言った。


「二段飛ばしならどうか、と」


 王は解雇された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。