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PLS  作者: 城弾
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第25話「Confession」Part1

 二月の終わり。だいぶ春めいてきたその金曜日。

「みんな。明日のことは覚えているわよね?」

 昼休みに教室で昼食をとりながらまりあが詩穂理。美鈴。なぎさに呼びかける。

「はい。ちゃんと覚えてますよ」

 笑顔で詩穂理が答える。

「とっても楽しみ」

 これは美鈴。

「うん。一部を除いてはあたしも楽しみなんだけどさ」

 歯切れの悪いなぎさ。

「なに言ってんのよ。なぎささんも主役でしょ」

 楽しそうなまりあ。

「だったら私は巻き込まれた形ですね」

 珍しく恨み節の出る詩穂理。

「えー。美鈴は楽しみなんだけどなぁ」

 心底意外そうな表情をする美鈴。

「わかったよ。ちゃんと行くから」

 声を大にして返答するなぎさ。

 それを聞いて満足そうにうなずくまりあ。

「それじゃ明日の放課後にここで」

 浮かれている。そんなイメージ。


 その夜、水木家に一人の男性が。

 出迎えたのはこの家を守る水木優子。男性に向かってほほ笑む。

「おかえりなさい。あなた」

「ただいま」

 男は水木大介。優子の夫にしてこの家の主。

 しかし北海道に単身赴任中で不在。

 だがこの日はここに帰ってきた。


 コートを脱ぎスーツも脱いで、ネクタイを緩めソファに腰を下ろす。

「はい。どうぞ」

 優子がまずはビールを持ってきた。

 タバコを吸わない大介はそれをのどに流し込んで、ようやくリラックスした。

「ふう。やっと帰ってきた気がするよ。北海道も長いからこっちには戻ってきたというより出張のイメージが強いしな」

 実際に出張だった。

「それももうすぐよね」

「ああ。そうだな」

 彼は再びビールをあおり、グラスを空にした。


 土曜日。蒼空学園では午前中のみ授業がある。

 だから部活の無い生徒はお昼には引き上げる。

 その面々が学校出たとたんに一様に驚く。

 校門を出て向かって右にキャンピングカー。

 反対側にはトレーラーが停まっていたからだ。

「なんでキャンピングカーがこんなところに?」

「あっちのトレーラー。なんか見覚えあるんだが」

 あちこちから異口同音にトレーラーに対する既視感が訴えられる。

 そして一人がその正体たどり着く。

「あれだ。生徒会選挙の時に海老沢か高嶺が使っていたやつだ」

「ああ。そういわれてみれば。なんに使ったっけなぁ」

 五月の話である。

 強烈な思い出とはいえ直接かかわりがない話では、忘れるには十分な時間経過だ。


 その答えはすぐに分かった。

 まずまりあ達四人。そして里見恵子はそろって校舎から出てきた。

「さあて。まずはごはんにしましょ」

 まりあの先導でキャンピングカーへと導かれる。

 校門をはさんだ反対側には大型トレーラーが停車している。

「あれ、確かあんたが生徒会長選の時に使ってたのじゃ?」

 当事者の一人だったなぎさは覚えていた。

「そ。あのおでこに対抗するために持ってきてくれた車」

 生徒会長の座をめぐって海老沢瑠美奈との選挙戦。

 そのアピールの際にメイドたちが用意した車両だ。

 もっともその時に作戦を立てたのは里見恵子。

 今度はまりあ本人の意思でここまで来させた。

 用途は同じだった。


 キャンピングカーでの第一の目的は昼食。

 着替えてからでは色々と都合が悪かったから先に済ませることにした。

 それぞれのリクエストに応じて用意されていた。

 楽しいランチタイムを過ごし、お茶を飲みながら軽く休んでいたところに

「お嬢様。準備が整いました」

と、まりあ付きのメイド。雪乃が告げる。

「それじゃわたしと美鈴さんはこっちでね」

「うう。美鈴ドキドキする」

「南野様。お任せください」

 メイドの雪乃が優しい声音で言う。

「助っ人のミケちゃんもいるのだニャ」

 メイクパレットを取り出す。

「それでは始めましょう」

 手始めに肩から布をかけられる。

 メイクの粉が服につくのを防止するためだ。

 

 詩穂理となぎさはキャンピングカーから降りる。

「私たちは着替えてきますね」

「なぁ。本当にやるの?」

 往生際の悪いなぎさだった。

「ご案内しまぁす」

 メガネが愛くるしいメイドの一人。竹芝八重香がトレーラーの方に導く。

 三人目のメイド。金髪ショートの高山陽香は機械操作のためにトレーラー側にいる。

 その手伝いによってふたりはトレーラーの中に。


 キャンピングカーとトレーラーが学校に停まっていれば嫌でも目立つ。

 しかもまりあたち五人が中に入ったのも見られていて、部活の無い生徒も何人か成り行きを見ていた。

 それらが着替えてきたなぎさと詩穂理。

 制服姿のままメイクアップしたまりあと美鈴の姿に驚き、そして感嘆の声を上げる。

 未完成だが美少女ぶりが際立っていたのだ。


 キャンピングカーもトレーラーも一度に四人が着替えてメイクするには狭いし、時間の節約もありまりあと美鈴はメイク先行。

 詩穂理となぎさは着替えを先にして、今度は互いに乗り換えて残りの行程を行う。

 美鈴とまりあはあらかじめ服のコンセプトを聞いていて、それに合わせたメイクをしていった。


 合計で二時間後。

 まだ残っていた生徒たちも下校に。

 こちらはばらばらだが大地大樹。火野恭兵。風見裕生。そして水木優介も校舎から出てきた。やはり二台の大型車両に注意してしまう。

「なんだ?」

 そう恭兵がつぶやく。

 まるでそれに合わせたかのようなタイミングで、キャンピングカーから長身の少女が下りてきた。

「なぎさ!?」

 ずっと前からの幼なじみ。そしてごく最近恋人になった少女の「変身」に戸惑い混じりの声を上げる。

「キョ、キョウ君!?」

 フルメイクのなぎさなのだが、それでもわかるほど顔が赤くなっていた。

「どうしたんだ? いや、すっごくいいけど」

 戸惑いが笑顔になる恭兵。

「ありがと。でもやっぱり恥ずかしい」

 彼女には珍しいピンクのTシャツ。その上からライム色のパーカー。春を思わせるカラーリングだ。

 特筆すべきはボトム。デニム地だがパンツルックでなくスカート。

 それも裾が膝にかかる程度のミニスカート。しかもパンストをつけていない「生足」だ。

 履いているのは白いハイソックスと赤いスニーカーである。

 変身は服だけではない。

 普段はスキンケアだけの彼女が艶やかに化粧している。

 トレードマークのポニーテールはいつもの高い位置ではなく耳の高さ。

 シュシュで緩めに束ねていた。

 アクティブなイメージに合わせてかキャップをかぶっている。


「どうかしたんですか? 綾瀬さん?」

 なじみのある詩穂理の声がする。

「ほら。出られないからどいてあげなよ」

 なぎさの手を取りエスコートするように引っ張る恭兵。

「きゃっ」

 かなり可愛らしい声が出て、尚更赤くなるなぎさ。

「綾瀬さん?」

 それに気をとられ自分の格好を忘れて出てしまう詩穂理。

「シホ!?」

 目を見張る裕生。

「ヒロ君っ!?」

 きれいな声が驚きで裏返る。

「スッゲーッ。色っぽいじゃねーかぁーっ」

 例によって感じたまま口にする裕生。

 彼だけではない。大半の女子がため息をつき、大半の男子が目を見張った。

 詩穂理は長い髪の房を後方で留めているハーフアップという髪型。

 メガネはそのままだがメイクがかなり大人びて、二十代半ばのような「大人の色気」を醸し出していた。

 サイズを間違えたのではないかと思うほど、Gカップが強調されているアイボリーのブラウス。

 そして黒いタイトスカートは裾が太ももにかかる程度の長さだ。


 なぎさの逆でこちらがパンスト着用。ただベージュ色で遠目には素足にも見える。

 ヒールのある靴が足を長く見せ、そしてヒップもち上げ色気満点だった。

「女教師スタイルとははまりすぎだろ。槇原」

 男子の一人が口にした。

「さすがグラドル」

 モデル活動は知られていた。注目され詩穂理は恥ずかしくなる。

「……あんまり、見ないでください。恥ずかしい……」

「うっ」

 消え入りそうな声がウィスパーボイスとなり、さらに大人の色気。それも夜の物を男子に直撃させた。

 男子の半数以上がうずくまるか後ろを向いた。

「早く降りてやれよ。その様子じゃ高嶺や南野も中なんだろ?」

 勘違いというか思い込みをしている裕生。

「いえ。彼女たちは」

「ほら。こっち来いよ」

 スーツアクター目指して鍛錬している裕生は、軽々と詩穂理を抱きかかえてしまう。

「きゃっ」

 本来の利き腕で背中を支え、右手は詩穂理の膝裏を支えている。

「キャーッ。お姫様だっこ」

「あーん。あたしも彼氏にこんなことされたいーっ」

 女子が嬌声あげる。

「俺だってやりたいわ」

 一人の男子が悲しい叫びをあげる。言うまでもなく恋人はいない。

「悪いな。火野と綾瀬を見てたら、オレもその気になっちゃってさ」

 口にこそしないが「俺の彼女アピール」だった。

「もう。ヒロ君たらぁ」

 以前と違いこの状況で甘えた表情をする様になった詩穂理。

「詩穂理。あんた?」

 女子に指摘されて詩穂理は気が付く。

「ち、違うの。これはその、カメラや視線に慣れすぎちゃって」

 写真モデルをしている内に、人前で笑顔どころか甘えたような表情も頻繁にしているからここでもつい出てしまった。

 ただしこの場のは演技ではない。

「いいだろ。これくらい。こいつオレの嫁なんだし」

 裕生のその言葉に改めて一同「バカップルめ」と心中で罵った。


 反対側。トレーラーの扉が開く。そちらに注目するやじ馬たち。

 優介も例外ではないが出てきたまりあの姿に彼も目を見張る。

「まりあ?」

「学園のアイドル」とまで言われる彼女だが学園だけに常に制服姿。

 この着飾った姿だと封じられた可愛さが解き放たれる。


「美鈴さん。お先に……優介!?」

 こちらは先の二人ほどギャップはない。

 ただいつもなら私服は一着でアウターになるドレスタイプのワンピースなのだが、この場は珍しく重ね着である。

 白いブラウスの上から花柄のワンピース。

 いつもなら裾が膝の下なのだが、今回は太ももにかかる長さ。

 寒がりの彼女には珍しくニーソックスではなく、ハイソックスで太ももをさらけ出している。

 トップスはさらに小さなジャケットをまとっていた。

 メイクしたのは何かと見せているが、髪型はいつものツインテールではない。

 全体おろしているが左右ひと房ずつくくっているツーサイドアップだ。


「……お前は相変わらずの少女趣味で変わり映えしないな。」

 表情は苦々しいか安どしている印象の優介。

「ほんと? かわいい? ねえ。可愛い?」

 どうやら「少女趣味」を誉め言葉と受け取ったらしい。

 彼女は笑顔を見せる。

 どんなメイクよりもかわいく見せた笑顔。

 優介は不覚にも胸が高鳴るが、それを押し殺すようにつっけんどんに言う。

「あー。かわいいかわいい」

 あしらう様にいうが、皮肉が通じなかった

「嬉しい!」

 駆け寄るまりあ。逃げる優介。

 一瞬でいつもの二人に戻る。


「優介。何してんの……まりあ? どうしたの。その格好?」

 優介の双子の姉にしてまりあの親友。水木亜優もこの場に来た。

 騒ぎの中に弟を見つけ、近寄ったらかわいい服のまりあである。

「亜優。どう?」

「まりあには珍しいよね。制服じゃないのにその裾」

「えへへ。今日はこのあと四人で女子会。最初はなぎささんのスカートを買いに行くの」


「それでどうしてここから着替えなんだ?」と男子の一人が言う。

「あー。そうだよねー。制服じゃ色々面倒だし、服を買いに行くならそれなりのカッコしたいしね」と女子。

 男女で違いが出た。やはり同性の方が理解てきている。


「待ってよ。まりあちゃん」

 最後の一人。美鈴が出てきた。やはり化粧とヘアメイク。着替え済みだ。

「美鈴」

 相変わらず表情は変わらない。

 ただみる人が見れば驚いているとはわかる。

 もちろん美鈴の姿にだ。


「あっ。大ちゃん」

 にこやかに笑う美鈴。

 大樹はともかく、美鈴もあまりにいつも通りだ。

 一番気の小さい彼女が最も平然としている。

 フリルを多用した薄いグリーンのブラウス。

 下は紅いミニスカート。

 フレアスカートと呼ばれるそれは制服のと違いひだがない。

 前方に金色のボタンが飾りで三ついていた。

 生脚なのもいつものこと。短い靴下もそうだ。


 お分かりの通り彼女は通常がミニスカート。

 他の三人がスカートの裾が短いのに戸惑うが、美鈴にとってはいつも通りであるから平然としている。

 ただ化粧は普段していない。

 それ以上に珍しいチョーカーは首輪のようなデザイン。

 ご丁寧にリボンの代わりにつけたカチューシャが垂れ下がるタイプの犬耳を模していた。

 コスプレじみたアイテムに誰がかかわっているか?

 その場のだれもが同じ女子を連想した。


「ど、どうかな?」

 言葉がつまるこれもいつも通りである。

 赤い頬と上目遣いでいつもと違う自分について尋ねている。

「ああ。いいぞ」

 低い声で大樹も答える。

 やはりいつも通り表情からは感情がうかがい知れない。

 だが言葉通りのようだ。

「よかった。時にこのカチューシャとチョーカー。ワンちゃんみたいで可愛いでしょ」

(確かに南野は犬っぽいよな。それも小犬。チワワあたりのイメージだ)

 大半の男子がそう思った、

(首輪にリード付けて四つん這いで歩かせてぇ)

 これはさすかに一部の男子のみ。


「もう。いいさらしもんだよ。だからあたしは学校で着替えなんて嫌だったんだよ」

 なぎさが文句を言う。さすがにもう手は恭兵から離している。

「いいじゃないか。なぎさ。お前の可愛さを見せつけてやれよ」

 恭兵が言う。半分は彼女自慢だろう。


「一度帰って着替えてから、わたしの家に来るんじゃ手間でしょ」

「でもなにもこんな格好じゃなくても?」

 裕生に抱きかかえられたままの詩穂理がいう。

「制服姿じゃ遊ぶ気分にならないじゃない」

 女子たちの想像通りの理由だった。


 なおメイクは雪乃がまりあとなぎさに。

 恵子は美鈴と詩穂理のメイクをした。

 最初のまりあと美鈴では主であるまりあを雪乃がしたので

 服装の方は手伝った竹芝八重香の趣味が出ていた。

 特に詩穂理はその『エロボディ』を絶対的に活かすべくこのいでたちに。


「さぁ。ここからか本番よ。なぎささんとわたしたちのスカートを買いに行くわよ」

 陣頭指揮をとるようにこまりあが宣する。

「こんな短いスカートで行くの? 無理! 絶対無理」

 裾を引き下げるようにしているなぎさは涙目だ。

「制服のスカートと大差ないですよ。さぁ。いきましよう」

 ほんとに人前に慣れすぎた詩穂理が、少し前まで裕生に抱きかかえられていたため赤く染まった顔で色気を振りまきつついう。

 完全にマヒしている。

「わぁい。みんなでお買い物。楽しいな」

 ミニスカートに慣れている美鈴は平気である。

 遊園地のノリになっている。

 だから恵子が差し出した犬耳カチューシャと「首輪」を平気でつけている。


「いいから行くわよ。まずは駅まで」

「そうですよ。綾瀬さん。慣れちゃうと人目も気にならなくなりますから」

「あたしはあんたみたいに水着姿で写真撮影してるわけじゃないの」

「いい加減なことを言わないでください。水着はまだです。春休みに予定してます」

「やぱりやるんじゃないかぁ」

 もはや駄々っ子状態のなぎさ。

「さあさあ。女は度胸。覚悟決めていくわよ」

 まりあがなぎさの左腕をつかむ。

「ええ。自信もっていいですよ。とてもきれいです。綾瀬さんのことも安曇さんに推薦しときますから」

 詩穂理は反対側をつかむ。

 安曇というのはもともとは裕生の知り合いで、夏にたまたま詩穂理と知り合った。

 それから度重なるラブコール。

 裕生とのけんかがきっかけでそれを受けたからわからないものである。

 すでにグラビアデビューは果たしている。

 そして詩穂理の評判はやはりGカップがものを言い上々だった。

 まだ秘密だがすでにドラマ出演のオファーが来ている。

 ただし特撮もの。それも悪役だった。

 詩穂理を売り込みたい安曇が、参考にとあるプロデューサーに見せた写真が例のトウキョウギガホールでのコスプレ写真。

 それが特撮番組のプロデューサーの琴線に触れた。

「なきさちゃん。みんなでお買い物なんて楽しいじゃない。一緒に行こうよ」

 浮かれ切った美鈴が文字通りなぎさの背中を押す。


 なぎさを強引に連れて四人は駅まで行く。


 残された生徒たちもばらばらにる。

「楽しそうだね。まりあ」

 笑いつつもさみし気な表情の亜優がいう。

 彼女との方が「恋愛の同盟」は先だ。

 亜優はまりあの兄。修一が好き。そして亜優の弟・優介をまりあが好きなので、ギブアンドテイクで互いに便宜を図っていた。

 ただ修一は大学生でこの学校にはいない。だからもっぱらプライベートと登校時の同行がメイン。

 それに対してどうしても学校ではなぎさ。詩穂理。美鈴との関係が優先されていた。


「ほんと。人の気も知らないで。あいつは頭の中がお花畑で気楽なもんだよ」

 不機嫌丸出しの優介。

「さみしいの? 優介」

 からかうというより同調するように亜優が言う。

「はん。せいせいするよ」

 強がり。そんな印象の優介の口調だった。


 だがその背中は「哀愁」と言っていいくらいさみしそうに見えた。

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