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【第九章完結!】ラスボスドラゴンを育てて世界を救います!〜世界の終わりに聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声でした  作者: 犬型大
第九章

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世界樹ゲート5

「今度こそ!」


 コウは火の槍を放つ。

 覚醒者としてのコウの成長は順当だ。


 賢者であるコウは魔法職の中でも上位のものである。

 魔力以外の伸びにくい能力をトレーニングで補完してきたコウは、それなりに動ける魔法使いとなっている。


 もちろんながら魔力の伸びは非常に良く、スキルも魔法関連のものが揃ってきていた。

 前衛ばかりのチーム編成の中で貴重な後衛でもある。


「どっせい!」


「掛け声が汚いですよ」


 サントリとディーニも言わずもがな。

 二人も十分な戦力として活動してくれている。


 覚醒者ではない二人にはステータスを確認する方法もない。

 ただ能力的には割と高い。


 二人ともユウトやサーシャぐらいの強さがある。

 何だか最初に会った時よりも強くなった感じがするとサントリは言うので、レベルアップ的なものがあるのかもしれない。


 あるいは繋がりがあるトモナリが強くなるとサントリたちも強くなるのかもしれない。


「俺が出るまでもなかったな」


 切り株は木に見えてかなり硬そうだったけれど、みんなの集中攻撃によって倒されてしまった。

 トモナリが戦うまでもなく終わったのである。


 他の切り株の方もイヌサワたちによって倒されている。


「一応回収しておくか」


 お金稼ぎが目的ではないものの、お金があって困るものじゃない。

 切り株もどこかで利用価値があれば高く売れるかもしれないのでインベントリに回収しておく。


「この程度なら片手でもいけそうだね」


 Bクラスのモンスターとはいえない強さだった。

 イヌサワは余裕の笑顔を浮かべている。


「まだ一階ですしね」


 一階だけのBクラスゲートならともかく、ここは五階もある。

 多くの場合階が進むごとに難易度が上がっていく形になっている。


 複数階に分かれている場合最初からBクラスの難易度であることの方が少ない。

 さらには階が分かれているなんてことも難易度を上げる要因として含まれている。


 階層が分かれているだけでもちょっと難しめに見られるので、一階はせいぜいCクラス、下手するとDクラスぐらいになるかもしれないのだ。

 イヌサワなら本当に片手でも一階は進んでいけるだろう。


 想定外の難易度ではないようで、トモナリもちょっと安心した。


「みんな、よくやったのだ!」


「ぬん!」


 まるでヒカリが指示でも出していたかのように腕を組んでいる。

 それを真似するようにユシルも腕を組んで荒く鼻息を吹き出している。


 なんだかんだ、ヒカリとユシルの仲も悪くない。


「ひとまず一本道が続くようだね」


 コウは部屋の奥を見る。

 入ってきた道を除けば、次に進める道も一本しかない。


 複雑に考えることもなく、ただ進んでいけばいいのは楽でいい。


「このまま進んでいきましょう」


 まだまだ攻略は始まったばかり。

 何が待ち受けているのかは知らないが、いつものように戦っていくのみ。


 トモナリたちはみんなに怪我がないことを確認して先に進むのだった。

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