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解体戦士スパイナー  作者: 船上机
第11話 魂の灯火
42/57

11-1

(前回までのあらすじ)

 空戸博士との再開も束の間、コウジは間寺に化けていたカンディルから驚愕の事実を知らされる。博士の正体がダークフォース先代参謀のケルブであること。そして自身の正体もまた機械怪人であり、更には今いる世界そのものが仮想現実であること。あまりの衝撃に事実を受け止めきれないスパイナーの眼前で、カンディルはケルブを抹殺。そして、哄笑しながらシミュレーションシステムの電源を切るのだった__


 ダークフォース基地内、大広間。電脳世界から帰還したカンディルは、破壊闘士バンリャにこれまでの経緯を(大幅にねじ曲げながら)説明していた。

「なんだとお、じゃあスパイナーの奴は消滅しちまったっていうのかぁー?」

「残念ながら、そうです。プロス殿とスパイナーが戦っている最中、何らかの手違いでシャットダウンしてしまったようですね。まあ結果的には、排除する手間が省けてラッキーだったと言えるかもしれませんが」

「ふざけるなぁー!あいつが死んじまったら、どうやって将軍の座を決めるっていうんだー!」


 やれやれ。スパイナーを倒したら次期将軍なんてのは下っ端を焚きつけるための方便で、何の拘束力もないというのに、どうしてこの男はそこに拘るのか。ひょっとして、スパイナーが元破壊闘士だからか?そうであればプロス同様愚かなことだ。いや、こいつは元々暴力以外に取り柄のない低脳怪人ではあるが__バンリャを内心見下しつつ、カンディルは新たな提案をする。

「まあまあ、その辺りはプロス殿も交えて、もう一回話し合おうではありませんか。そういえばプロス殿の姿が見えませんね。こちらに戻ってきている筈ですが__」


 その時、広間内に突然電子音声が鳴り響いた。『緊急プログラム実行中。シミュレーションシステムを再起動します』

「!?……システムが復活したというのですか」

「ということは、スパイナーも復活したということかぁー!今度こそ俺が倒ーす!」

 そう言い放つと、バンリャは大広間を足早に立ち去り電算室へと向かってしまった。残されたカンディルは思考を巡らせる。何故システムは再起動したのか。プロスの仕業か?ケルブがどこかに予備電源を仕込んでいた?それとも……


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