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魔王さまは涙もろい  作者: 南部
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吸血一族の国

リール地方の山奥に外界と隔絶されたカルデラ台地がある。植生豊かで亜熱帯気候の生物たちが闊歩する。それらを目当てに強力な魔獣も存在しており、中途半端な実力では樹海を越える事すらできない。ここにはかつて魔族と混同され迫害を受けた歴史を持つ吸血一族が住んでいる。高い魔力と身体能力を持ち、生半可な攻撃は得意の防御魔法で弾いてしまう強力な種族だ。見た目は人間と変わらないが、特徴としてはその名の通り定期的に血を求めることである。この性質から魔族と混同された訳だが、別に血を飲まれたからといっておとぎ話のようにゾンビやグールになるわけでは無い。一人が一年に必要な量も少なく、普段は人間と同じような食事をして暮らしている。城の名前からこの国はアルジェシュと呼ばれ、一部では大変有名だ。城下町にはたくさんの人間が暮らしており、侵略の心配が無いこの国で農業に精を出している。絹や麻の生産も盛んで、大まかな生活必需品は国内で賄われている。外貨は傭兵業で稼いでおり、大規模な戦争には必ずと言って良いほど彼らが現れ名を残す。


「久しぶりにこんな高級な物を食った気がするな・・・」


目の前に並ぶ豪華な食事を前についつい本音が漏れる。


「気に入ったようで何よりだ 貴方のおかげで我が一族の秘宝が戻ってきたこと、本当に感謝する」


作り笑いを浮かべるとエルザベートは頭を下げた。それを見て後ろに控えていた老婆が怪訝な顔を浮かべて彼女を小突く。見覚えのある老婆は恐らく後見人的な立場なのだろう。国主が簡単に頭を下げるべきでは無いと小声で注意していた。公式な場では無いが、身分の違う相手に対しては至極真っ当な意見だ。


「このような席を設けて頂いて感謝いたします。」


小言を遮るように謝辞を述べる。まさか入国初日、レイコが”ご飯奢ります!”で召集した場所がこんなところであると誰が予想できただろうか。一国の主人と対面したことのないコルビー一家とアビゲイルは縮み上がって食事どころではなくなってしまっている。他三名は全く気にせず高価な料理を競うように貪っている。ミチとドラ子は良しとして配下であるレイコがそこに加勢しているのは判断に困る。


「それにしても式の前にお会いできるとは思っていませんでした。それに、エリザベスさんおひさしぶりです。」


エリザベスはレイコの祖父であるバラムの補佐として横にいたのを覚えている。てっきり彼女がバラム亡き後の吸血一族を束ねていると思ったが、後見人として収まっているらしい。彼女は普段は頭が切れるが、失敗を犯すと途端に力を失う。当時は虎視眈々とバラムの後釜を狙っていたが、自分の力をきちんと把握したのかサポートに回ったようだ。


「ほほ、覚えていらしたとは・・光栄でございますヴァルガス様 今更深紅の魔王様がこの地になんの御用で? あなた様の求める血みどろの戦いなどここにございませぬ」


「はは、あなたの野心に溢れる目を忘れる奴はおらんでしょう! ま、今回は借りてた物を返しに来たんです。ついでに友人が安心して暮らせる土地を探してます。丁度良さそうだったらお世話になろうとね。あ、訂正として戦争を求めていたことは一度もありませんよ。」


若干言葉に棘があるのは変わっていないようだが、当時屈指の実力を誇っていた彼女の魔力はだいぶしぼんでしまったらしい。急激な老化がその証拠だ。吸血一族は己の体のベストな状態を魔力で保っている。維持に必要な魔力を保てない場合は年老いていくのだ。始祖に近い血脈ではなんらかの方法で回復を行い若返ることができるらしいが、詳しくは門外不出らしく不明だ。


「ほほ、ならばこの国はうってつけでございましょう 精強な我が兵共は他国の侵略を許しません 安心して過ごされると良いでしょう」


感情の通わない笑顔は昔のままだ。彼女は野心家だが、それに反して人を大事にする。そのため実力があっても実権を握ることができなかった。もっとも一つの失敗で実力を発揮できなくなるような可愛らしい所が一番の原因であるだろう。


「それはありがたい! あなたなら信頼できるでしょう。」


「お任せください 我らが始祖に誓いましょう ただ、頭の痛いことがありましてね・・・」


エリザベスはなにかを思いついたのか、大げさにかぶりを振って手を広げた。


「女傑と呼ばれた貴女が? できる事なら手を貸しましょう。」


皮肉ととられたのか少し悲しそうな表情を目に浮かべた。すぐに元の無表情に戻っていたが、ここでも月日の流れを感じさせる。当時の彼女は感情を顔に出すことをせず、淡々と話を進める女性だった。もっとも顔には出ないが喜びは仕草に出てしまうため、部下達には愛されていた。


「そう呼ばれたのは昔の話でございます ヴァルガス様にとってはさもないことでしょうが・・・森の外れにビェングルドーラが住み着きました」


「あぁ、うまいですよねあいつ・・・」


少し答えを間違ったようでエリザベスの表情が引きつる。ビェングルドーラとは15mはあるでかい鳥の魔物だ。魔獣に分類されるが知能は低く広範囲の縄張りを持つ。肉食性の高い雑食で動く者はとりあえず口に運ぶ。そのくせ気に入ったものは無くなるまで食べようとするため人の味をしめた個体は重討伐対象に指定される。ちなみにビェングルドーラとは高価なキノコを買い占めて破産した偏食婦人の名前だ。今では一般的なそのキノコを高価にしていたのがこのビェングルドーラだった。


「我が兵を用いれば討伐も簡単でございましょうが、あの辺りには塵竜(じんりゅう)の住処もあります もし機嫌を損ねればそちらは無視できません ここは破龍のお力をお借りしたいのです」


「鳥だけなんとかすればいいんでしょう? 問題ありません、明日にでも行ってきますよ。」


「ほほ、頼もしい限り・・・案内をつけましょう」


「いえ、大まかな場所だけで問題ありません。リールの件もありましたからあまり負担をかけたくありません。」


「えぇ、その件・・・ どうも銀狼族・・いえ、ミチ様が去った後に何かがあったようなのです」


「・・・と、言いますと?」


「生き残りが・・一人いたのですがね、指示によりすぐに撤退をしたそうで決着を見ていないのです また、回収した遺体はことごとくが心臓を抜かれておりましてな 銀狼族は心臓を抜くような手間のかかることはしますまい そこに来て紅い髪の男が心臓を食っていたとの目撃証言も出てきまして まぁ、証言者が殺されてしまったのでそれ以上わかりません」


「殺されたって・・・ 証拠隠滅ですか?」


「リールは今、プランタンとハインケルの介入で無法地帯でございます プランタンが支援の名目で実効支配を行い、ハインケルがテロを主導して住民が巻き込まれて命を落とす 目撃者の男もそれで命を落としたようでございます」


「なんとも・・そういえばモーゼスとアスペリアも戦争をしていました。レイコさんに渡しましたがモーゼスが使っていた銃がかなりのものです。回収していませんでしたが榴弾砲もあったようですから対策を立てておかないと吸血一族とはいえ無傷では済まないでしょう。」


「ヴァルガス様ともあろうお方があのような豆鉄砲に恐れておいでか?」


「五式ゴーレムが一撃で吹っ飛んでましたよ。吸血一族はいつからそんなに硬くなったんですか?」


エリザベスの表情に一瞬戸惑いが浮かんだがすぐに取り澄ました顔に戻った。五式ゴーレムとはアスペリアで運用されていたゴーレムだ。このグレードのゴーレムは壁として使えるほどに頑強で、戦争でも弾除けに使われていた。さらに上の一式や最上位の甲式となると攻城兵器や破壊兵器として使われる。


「ほほ、ご冗談を・・・ 五式となれば四種魔導士ほどの使い手でなければ破壊困難 それを一般兵に持たせるなど・・」


「はい。持たせていました。偵察、通信、警戒2、砲兵に班長。こんな組み合わせで作戦を取っていました。思い切り横槍を入れてきたので一旦は停止したと思いますが、このままだとアスペリアは陥ちるでしょう。」


「ふー・・・ また頭の痛い問題が出てきましたねぇ・・・ ”草”からの報告を軽んじておりましたな あのような国にそこまでの開発力があろうとは・・・」


「簡単に見ただけなのであれですが、兵士の魔力を吸い上げて弾を発射しているようです。雨が降っていても関係なく発砲していました。ただ、兵士自体の魔法探知能力は高く無い様で隠蔽魔法を看破できずに地雷を食らっていました。」


「肉薄する前に遠距離で仕留めては?」


「有効射程が350mはありました。さらに長い射程の銃も開発されてる可能性があります。ライフルってやつです。もしあれば1kmくらい離れた敵を狙撃できます。そこまで離れて魔法を使えるのはあまりいないでしょう。」


老婆は右手でこめかみのあたりを抑えながら溜息をもらした。吸血一族は身体能力の高さを誇りとしており、弓ですら邪道として兵器開発は折れにくく刃こぼれしない剣ばかりが目立つ。要は他の国よりも遅れているということだ。得意の防御魔法も先手を取られれば意味がない。彼らなら避けることも可能だが、乱戦時には反応も遅れる。一発が馬鹿にならない威力であれば歴戦の兵士でも押し敗ける可能性がある。


「不本意ですが新兵器開発部を発足しましょう 破龍様からの忠告とあらば他の連中も折れるでしょう」


「友人達が安心して暮らせるのなら多少は手伝いましょう。そういえば三血士でしたっけ?連中は元気ですか?」


「貴方様の出現に引きこもっております」


「え?」


「貴方様の出現に引きこもっております」


「なんで!?」


「覚えていませんか? 死者の秘石をノレッジドラゴン討伐に持ち出すのを反対した彼らを完膚なきまでに叩きのめしたことを」


「いや、その・・・ 忘れてたけど。掟がなんだとかせっかくバラムさんが決めたことにチャチャ入れてきてそのくせに自分たちは戦闘に参加しようとしないから・・・」


「私に言い訳されても・・・ 我々が貴方の魔力に危機感を抱き、手を打とうと四苦八苦している内に貴方がヴァルガス様だといち早く察知して引きこもっております 送った使者と面会もせずに追い返すほど怯えております」


「・・・・いる意味あるんかあいつら?」


「彼奴らの砦の管理費も馬鹿になりませんがね 父の結成した組織・・私の口からは言えますまい」


「そうだ!鳥を片付けたらあいさつに行ってきますね。」


「ほほ、ほほほ!それは良い 彼奴らも喜びましょう!」


この場で初めてエリザベスは破顔して笑った。


「あ、そういえばエリザベスさんはリディアって名前をおぼえていらっしゃるか?」


「・・? 城下にはおるでしょうが・・その者が何か?」


「いや、問題ありません。ただの確認です。」


レイコの母リディアがかけた忘却魔法がどの程度まで効いているか知りたかったが、エリザベスまで忘れているのであれば城下に記憶しているものはいないだろう。後はあの引きこもり三人組だけだ。


「あ!もう一個! パン屋をやりたいって娘がいるんですが、どこかで修業させてあげることはできませんか?」


「ほほ、ヴァルガス様は人材開発でも始めたので?担当者に確認してみましょう・・・」


「ありがとうございますエリザベスさん。資金が必要なら多少は工面できますから教えてください。」


少し楽しそうなエリザベスは手をひらひらと振って答えた。とりあえず言っておくことはないか少し間が開いた所で女王のエルザベートが口を開いた。


「ばあや・・本当に彼が・・ヴァルガス様・・なのか?」


「えぇ、紹介が遅れましたね 彼が創命の魔王を葬った・・破龍 深紅の魔王 炎帝 ドルネレス ヴァルガス呼び名が多すぎてしっくりきませんねぇ」


「本名は魔王の奴にくれてやりました。今はジョンを名乗っています。呼びやすいようにお呼び下さい。」


「コホン、それではジョンさんと呼ばせて頂きましょう!」


何となくロックフォールと同じような雰囲気を感じる。そわそわしている姿は国主というか子供だ。それ以前に女王にさん付で呼ばせるわけにはいかないため少し訂正する。


「エルザベート様、身分という物があります。ジョンと呼び捨てにして下さい。」


「ふ、ふむ それではジョン・・ おとぎ話の真偽について教えて貰ってもよいだろうか?」


やはりというか、ロックと同じように目を輝かせてエルザベートは子供の様な笑顔を浮かべた。エリザベスが噴き出すと少し恥ずかしそうにエルザベートは行儀良く座り直した。


「ほほ、貴女は毒龍の話が好きでしたね 私共は先に戻ります ヴァルガス様がおれば何より安心できましょう・・・」


「ありがとうばあや!さぁ!聞かせてくれジョン!」


ロックも加勢して根掘り葉掘り聞かれ、彼女が満足して城へ戻るのを承諾したのは店が閉店して3時間後の事だった。



毒龍の話(本人の説明)

田舎の村で偽ヴァルガスが村人に寄生して幸せに暮らしていました。

時折ならず者が村を襲うことがありましたが、ギルドランクB程度の実力があったためうまいこと撃退することで村人の信用を得ていました。しかし、だんだんとエスカレートする要求に村人は困窮していきます。そんな時毒龍が村の近くに巣を作りました。毒龍はその気が無くても近くにいるだけで瘴気を放ち村人を苦しめます。大地は腐り、水は毒へと変わり生活も立ちいかなくなりました。そこで村人はここぞとばかりに偽ヴァルガスを頼ります。今まで尽くしてきたのはこの時のためだと言わんばかりに。

しかし、Bランク程度の実力しかない偽ヴァルガスは困ります。彼の招集に集まる程度の冒険者では束になってもかないません。そこで彼は村での生活に見切りをつけて持てる限りの財産を持って毒龍の巣へ向かいました。巣へ自分の痕跡を残して他の村へ行くことで死んだことにしようとしたのです。ところが巣に向かう途中村から一人の男がついてきてしまいました。先日から宿に泊まって村の中を調べまわっている男でした。偽ヴァルガスは言います。

「これから俺は毒龍の巣へ向かう 死にたくなければついてこない方が良い」

しかし、その男は帰るどころかそれならばあなたの雄姿を見届けようと楽しそうについてくるではありませんか。これはたまらんと偽ヴァルガスはあの手この手で男を撒こうとします。しかし、隠れても走っても魔法で崖崩れを起こしてもついてきます。焦るあまりにうっかり毒龍の巣へ入り込んでしまい彼は慌てます。しかし、そこで閃きます。

(この男を餌に自分だけ逃げれば良いじゃないか!)

偽ヴァルガスは二流品の剣を罠だと言い張って巣へ置き、毒龍の帰りを待ちます。ついてきた男は暢気にサンドイッチを食べながら空を眺めていました。そこへついに

ギャオォォォォ

と大きな鳴き声をあげながら毒龍が帰ってきました。ここが勝負と偽ヴァルガスは食事を取っている男を岩陰から突き飛ばして全力で走り出しました。鍛錬をやめて久しい体は悲鳴を上げましたが次の村での生活を考えると不思議と足があがり、いつも以上のスピードがでました。

次は怪物の脅威が無い安全な村を探して行こうなどと考えながら走っていると後方から凄まじい音が響き、勝負が決まったことを彼に知らせました。瞬間目の前に巨大なものが降り落ち、避けられずに激突しました。何が起きたか理解できない偽ヴァルガスは起き上がり、前方を確認するとそこには先程現れた毒龍の頭が地面に突き刺さっていました。彼は声にならない悲鳴を上げると反対方向へ逃げようと向きを変えました。しかし、そこでまた何かにぶつかります。それはさっき巣へ置き去りにしたはずの男でした。男は不思議そうな顔をした後偽ヴァルガスへ説教を始めました。

「俺の名前を名乗るならもっと実力をつけてからにしてもらえないか?一々偽物の話を聞くたびにこうやって探しては説教してやるのも疲れるんだ。実力があって人のために働いてるなら正直見逃してやってもいいけどお前さんは逃げようとしたろ?それじゃあだめだろ!村の人が賊を追い払ってくれたとか畑を荒らす害獣を退治したとか言ってたからてっきりちゃんと仕事するのかと思ったらこのザマさ!わかるかボンクラ!?人が目立たないように暮らしてんのにお前らが名前を騙って好き放題するせいでこっちは名乗れないんだよ!本名無くなってあだ名しかないのにそれすら名乗れないってどういうことだよ!!迷惑してんだよぉお!おん!?聞いてんのか!?」

凄まじい剣幕に偽物は放心状態です。逃げようにも自分の実力以上のドラゴンを瞬殺した男から逃げ切れる訳がありません。

「お前まだ逃げようとしてんのか!?だめだお前、村で土下座しろ!!連れてってやるから覚悟しろ!」

こうして村まで連行された男は村人一人一人にこうなった経緯と謝罪を行い、許しを得たのでした。彼が村で謝罪をしている間に本人は毒の瘴気で汚染された土地や川を極大火炎魔法で焼き尽くしたあと水の魔法と土の魔法でそれを再建していました。そのあまりに派手な爆炎を見た村人が炎帝と名付けたのです。蓋を開けると他愛のない話ですが、娯楽の少ない村では尾ひれがつき、とんでもない壮大な物語に仕立てられたのです。


毒龍の話(村人談)

魔族討伐のために村を訪れていた聖女がドラゴンに攫われてしまった。そのドラゴンへ討伐隊が組織されたが全滅、国の魔術師団が応援に来たがそれも返り討ち。手詰まりの所でヴァルガスが颯爽と現れドラゴンを討伐。無事聖女を連れ帰ったが、ドラゴンは最後に呪いをかけて人が住めない地にした。雲は紫色に染まり毒の雨を降らせ、大地は腐り作物が育たない。それをヴァルガスの大奇跡で雲を焼き払い、大地を浄化してハッピーエンド。


どうしてこうなった感

ちなみに偽ヴァルガスが最初から善人として描かれる冒険譚も作られたが、そちらは流行らなかった。

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