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ドリームランドの扉の鍵Ⅷ
「はわぁ~」
葵は感嘆の声をあげていた。
目の前には巨大な城と大勢の人。
「ぱねぇっすよ。にぃに、マジぱねぇっす」
「あはは。そこまで喜んでもらえるとつれてきたかいがあったよ」
葵は舎弟のような口調でパンフレットと辺りを交互に何回も見ながら、何処に行こうか、と迷っていた。
その楽しそうな姿に千尋は微笑ましいものを感じつつ、自分の持ったパンフレットに目を通した。
(…カップケーキか。あいつらにお土産で買って行くか)
そんなことを考えていたら急に腕を強く引かれた。
「にぃに、早く行こうよ」
どうやら、千尋が絢たちのお土産を考えている間に行く場所が決まったらしい。
「もうボーッとしてたらダメだよにぃに」
「ごめんごめん。で、何処から回るんだ?」
「あれ」
葵が指さした先は…
『超絶?最恐の絶叫マシーン!?アース・オア・スカイ』
「あ、あれか?」
なんか妙に不安をそそる説明文だった。
てか、超絶に疑問符つける説明文ってありなのか。
千尋がそんなことを考えている間に葵はどんどん先に進んでいってしまった。
不安にかられながらも、千尋は葵を追いかけた。




