表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶対妹大戦  作者: 長門葵
12章~懸けた想いと消える声~
106/162

懸けた想いと消えた声Ⅸ


「あ、あの…生徒会長」


「あの二人は何処に」


「行ったんですか?」


生徒会室に残された三人組は凰華に不安そうに疑問を口にした。


凰華は楽しそうに微笑んだ。


「言ったろ?彼らはお姫さまを助けに行ったんだ。君たちは安心して教室で待っていればいい」


紅茶を片手に微笑みはいっそう嬉々としたものになった。


「生徒会長がそう言うなら」


「素直に教室で待ってようか」


「うんうん」


三人組は疑問が晴れぬまま、生徒会室を退出した。


三人組が居なくなるのを確認すると凰華は窓に近づき、勢いよく開けた。


「この貸しはかなり大きいよ。千尋…それに渚ちゃん」


花瓶に飾られた花がそれに答えるように風になびいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ