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047 物語を書くということは、表現の探求をしているということ

物語を書くということは、表現の探求をしているということ



 小説を書いていると、つまずくことが多々ある。むしろ小さいつまずきを含めれば、つまずくことしかないと言っていいほどだ。


 しかしそのつまずきこそは、表現の壁だ。


 その時その箇所で、あなたはどう表現するのかを問われているのだ。


 考えてみて欲しい。絵画を描く人も、音楽を作る人も、この表現の壁を乗り越えて作品を完成させているのではないか。そしてもちろん小説もだ。


 色々考えて試行錯誤し、どのような表現を探し出し作り出すか。それの積み重ねがあなたの作品になるのだ。


 ただしそれに捕らわれすぎるのも良くない。時間と労力のコストパフォーマンスを考えて、まずは完成させないといけないのだから。

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