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013 日々、積み上げていることを実感すること!
日々、積み上げていることを実感すること!
小説を書いていると、思ったように進んでいないと感じることがある。
文章が出てこないとか、思ったより書けなかったとか。
しかしそんな時でさえ、ちゃんと進んでいる。昨日より何行か、あるいは何文字か進んでいるはずだ。小説は書きやすい場所もあれば、なかなか進まない場所もあるものだ。
たとえ1文字も進んでいなかったとしても、どのように書こうか悩んでさえいれば、その分だけ前進しているのだ。なぜならそれはその時、悩む必要があるステップなのだ。執筆という作業は、文章という形にならないこともある。
むしろ問題なのは、こうした自分の前進に気づかないで、やる気がなくなって断筆してしまうことだ。
だから自分に言い聞かせてあげよう。
「大丈夫だ! ちゃんと出来ている!」




