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4話「出発と遭遇」

朝。いつも通り姉様より先に起きた私は荷物を検品し、買い出さないといけないものをリストアップする。


まだ寝て居る姉様を起こそうとベットに腰掛る。

「起きてください、朝ですよ。」

「んぁ........ぃゃ........くぅ........」


いつもどおり拒否された。

.....”あれ”一回やってみるか。



親指の腹を歯で切り、溢れた血を姉様の口の中に落とす。


「.....!?......ぇぁ????.......血......ラピス?」

数瞬してから混乱して、目の焦点が合った。


「起きましたね。どうです?美味しいですか?私の血は。」

「.....美味しかったけど....。驚いたから今度からはやめてよね。」

困ったような、拗ねた声で言ってくる。


「すみませんでした。機嫌なおしてくださいよ。さ、朝御飯食べにいきましょう。」

「....ええ、わかったわ。」

まだ不貞腐れてるようだ。


# # # # # # # # # # # # # # # # # # # #


時間が飛んで次の日。


隣町へ歩いている。夕方には着くはずだ。


「さっきから嫌な予感がするんだけど、気のせいかしら?」

右側を歩く姉様の声から落ち着きが消えてきた。

こういう時の姉様の勘はよく当たる。


遠くに見える山は葉が落ち、遠目には茶色く見える。

冷えた風が吹く。


「大丈夫じゃないですか?奇襲にだけ気を付けましょう。」

そう、返した時だった。


「そうですね、相当恨み買ってますからねぇ、あなた達。」

耳元で、私でも姉様でもない声がした。


瞬間、振り返る。

街道には似つかわしくない、シスター服の女性が立っていた。

手にはテンガロンハットを持っている。

さっきまで、私達二人しかいなかったはず。

気づかなかった?こんな遮蔽物のないところで?


「いやぁ、失礼しました。(わたくし)孤児院を営んでおります、マリス・フェイスと申します。」


絵画のような作り物じみた笑みを浮かべ、

祈るように胸の前で手を組んだ。

いつの間にか帽子は消えている。


「何か用?」

警戒を隠さずに言う。


「つい先日はお世話になりました。楽しかったです。

また、明日お会いしましょう。もっとも、あなた達が会いたくなくても、会いに行きますが。」


姉様の言葉を無視し、マリスは言った。


そして現れたとき同様、影も形も見えなくなった。


―――――――――


彼女、いやアイツが言ったとおり次の日に顔を合わせる事になる。




私の想像を遥かに超えて、酷い状況(かたち)で。




―――――――――


昼間の満月は踏みしめる星の裏に。

刻々と細くなる月を足元に少女たちは歩みを進める。


4話「出発と遭遇」END…To be continued




Q.戦闘シーンはまだか!!

A.次回、戦闘回!デュ◯ルスタ◯バイ!!



戦闘シーン書くのに苦戦しているのでしばらく更新休みます.....


春か、夏には他の作品を上げたいなぁと思っているのでその時はぜひ読みに来てくださいね。

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