化け物ギルドマスター登場⁉
「二人とも、どの依頼書にしよっか~?」
「私は、討伐系の依頼はいいですわ!少しストレスを発散させていただきたいんですの。」
「わしもちまちま薬草採取よりも討伐系統が嬉しいですぞ!」
「なら、討伐系の片っ端から受注しちゃおっか、ってさすがにそれは冗談。…取り合えずこのDランク推奨のミノタウロスとオーク、倒しちゃお!」
「牛さんも豚さんも可愛いですわ~」
「わしも文句はないぞ!今日はすき焼きと生姜焼きじゃな。」
トコトコトコ…
「すみませ~ん!…これ受けたいんですけど、受理してもらえますか?」
俺達が、受付に戻るとさっきのおっぱいお姉さんがいなくなっていた。代わりに目つきの悪いおばさんが出てきた。
「えっと……さっき登録したばっかりの人じゃないですか?……これをあなたたちが⁉…あ~、よくいるんですよね~w…馬鹿みたいに中二病患者みたいに登録しただけで強くなったって勘違いしちゃう奴w」
「無駄話はそこで終わりですの~w…私、直人様をバカにする方嫌いなんですの!化粧が崩れてお化けみたいになってますわよw…早く受理してくださるかしら、…そのぐらいならオバサンでも、できますわよねw……フフッ…」
二人のバトルを見て、俺らは絶対に関わっちゃいけないなと思った。受付のつり目オバサン事(葉月さん)は言葉を出すことなく、額には跡が残るようなしわが小刻みに震えている。
「何かしゃべっていただけませんでしょうか?……私、ケンカを売って無言になる方嫌いなんですの!受理していただけないのでしたら、他の方でいいですわ~w」
バタンッ…受付の後ろ側から音がした。
トコトコトコ…現れたのはは2m超えるぐらいの猫耳のカチューシャを付けた大男?…がいた。
「どうしたの……ねぇ~あなた達何かあったの?今仕事してたら、大きな音がしたんだけど。…レオ君何があったか教えて頂戴♡」
「重田さん、なんか…あそこの新人の方達と葉月がもめたみたいで。」
「そうだったのね。…レオ君ありがと♡」
そう言って、化物がレオ君こと(イケメン男子)に抱き着いた。
「ちょっと⁉…あんた達さ~…うちの葉月ちゃんいじめたって本当なのかしら?」
「差し詰め、あなたが協会長さんかしら?…そうですわね、いじめたっていうのは間違いですわ~!先ほど私を含め私達を侮辱してきたんですの。…そこのお化粧の下手な方が…!」
流石に、お偉いさんが出てきたんだから、俺が何も言わないのは違うと思うから反論しようかな。
「俺から…」
ムキムキマッチョのオネエさんが、俺の発言を遮ってかぶせてきた。
「あらやだ、そうだったのね!…でも、あんた達それが本当だったとしてもダメよ~!受付嬢ってのは、このギルドの顔なんだから、その顔に泥を塗って、ただで済ませなんてしないわよ‼」
「重田さん、こちら‼」
「あら~、レオ君ありがとね♡これがこの子たちのカード情報なのね。…フフッ…いいわ~、このギルドで起きる全ての権限は私にゆだねられてるのよね~♡だから~、私と戦って勝てるんだったらこの依頼書も受理してあげるし、葉月に謝罪させるわ~」
「それは本当か?」
「そんなの私は納得できません!」
「葉月!あんたは少し黙っててくれるかしら?……もちろん約束するわよ、って…あなたもパーティーの子なのね‼やだ、ぬれちゃいそ~♡レベル差もあるから三対一でいいわよ~♡」
こうして、俺達は変態筋肉オネエと対決することになるのだった。
場所は変わり訓練場にやってきた。
「じゃあ、先にルールの説明するわよ~訓練場内ならどこで戦ってもOKよ。後は、そうね…そっちは魔法を使っていいわよ。私は身体強化だけ使うわ~最後に降参は無しで、意識を失うまで何してもOK♡……あっ、言い忘れてたけど、この部屋は結界が貼ってあるからダメージを食らっても、気絶するだけで死んじゃったりはしないわ!……それじゃ、リーフちゃん合図しちゃって!」
「佐藤さん達…先ほどぶりです。……私が審判させていただきます……。では、よーい始め。」
リーフさん(おっぱいエルフのお姉さん)に見届けられる中、試験?…が始まった。
「リリア、ゴブ蔵さん!ゴブ蔵さんはタンク、リリアは前衛してー!……俺は支援と後衛やるから。」
俺達は、試合が始まる前に作戦を立てていた。普通に戦ったら、消し炭にしてしまうからだ。
基本リリア、もゴブ蔵さんも攻撃は加えないで、俺が魔法で片づけるつもりでいる。
問題は魔力出力だ。なるべく抑えて撃たないと言葉通り跡形も残らないだろう。
俺は、火魔法レベル1の最下級魔法を詠唱する。
「燃え上がれ、炎の息吹よ――ファイアボルト」
俺の額の中心に、小さな炎がポット灯った。それは、まるでろうそくの火の様に弱いが、重田の体に命中した。
「あらやだ♡…こんなにかわいい魔法を使ってくれるなんて、坊やは私のことがよっぽど好きなのね~♡…早く私のあっつ~い唇で、ふさいであげちゃいたい~♡…」
「パァァンッ…キィィンッ…!」
オネエさんは、体をクネクネさせながら熱い視線を向けてくる。そして、いきなり戦隊もののポーズを取り始めた。光魔法か何かだろうか…目の前で強烈な光が放たれた。
「あらら~♡…戦闘中に目をつぶっちゃダメよ~…」
光の中から現れたのは、ピンクのスカートを着た魔法少女コスをした、ムキムキマッチョだった。
「ちょっと聞いてもいいか?……なんだその恰好は…!」
「やっぱり気になっちゃうわよね♡…これは…私の正装なのよ!…」
「直人様!…あんなの見たら目が腐っちゃいますわ~…やっぱり顔だけじゃなくて服のセンスもないなんて、救いようがないですわね~!」
「直人殿、わしには化物がコスプレしているようにしか見えんよ…」
「やだ、あんた達~‼美のわかんない連中なのね。……フフッ♡…大丈夫よ!…私が体の隅々まで教えてア、ゲ、ル♡…」
「二人ともー!さっきまでの作戦は忘れてくれ…早く倒して、さっさと外の空気、吸いに行こー‼」
「分かりましたわ~!」
「了解ですぞ!」
「も~ホントに素直じゃないんだから~♡…直人君と早くいろんな事したくなっちゃう~♡…、早く終わらせたいみたいだし~…こちらからイカせてもらうわね♡…」
そういうと、化物オネエさんは手でハートマークを作り、前に出して呪文を詠唱してくる。
彼女は、まるで舞台で演技でもしているかのように口ずさむ。
「闇に惑う愚か者たち~あたしの美しい魔力で浄化してあげるわよ~♡…
輝け、セレスティア・フラワー!夜空に咲き誇れ、あたしの光~♡…」
最後の言葉とともに、手の先にまばゆい光が集まり、まるで大輪の花が咲くかのように一瞬で広がった。美しい光の花弁が当たりを照らし、その輝きは一瞬で訓練場一帯を花畑へと変えた。
「二人とも?…これは何なんだ…」
「「……⁉」」
「ギルマス可愛い!」
「ギルマスのサブストーリー欲しい!」
「今後どうなるの!」
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