仲間が可愛すぎる件…!
ダンジョン最下層でココアに出会ってから約2年後
ダンジョン最下層でのとある部屋。
この場は一見すると王族の玉座のような豪華な空間だった。壁は大理石で作られ、細部には黄金の装飾がほどこされている。
「ご苦労様」
『『『もったいなき言葉です、主様』』』
今話をしていたのは、この二年間で仲間になった吸血鬼達だ。どの女の子もよく働いてくれるいい子たちばかりだ。
二年間で俺のレベルも大きく上がってしまい五感が鋭くなったのもあって三人の声が聞こえてくる。
「ご主人様とお話ししちゃった~」
「いつ見てもカッコ良くて、大好き…」
「ご主人様が許してくださるなら指とかなめちゃいたい」
「「それ私もしたいしたい~」」
「でも私は叩かれたりもされたいかも」
「ドMすぎ~w」
苦笑いになっちゃうのは仕方ないよね。
少し廊下を進んでいき、食堂についた。ここにも誰かいるみたいだ…
「メロンパンにはメロンが入ってるに決まってるんだ~ウチのこと騙そうたってそうはいかないんだからな~!」
「本当におバカさんだこと、そんなこと言ってると主様に見捨てられてしまいますわよ」
「わぉーん」
上からちょっとおバカなフェアリードラゴンのモカだ。今は人化している。
真ん中は少し口が悪い狐獣人のアリシアだ。
最後は狼のまねごとをしている不思議ちゃんのリンカだ。
みんないい子たちではあるのだが、なぜか俺のスキルから出てくるのは女の子ばかりなのだ。悪いことじゃないかもしれないけど、地上に出たら注目されること間違いなしの美人ぞろい…後が思いやられる…。
「久しぶりだね…元気してるかな?」
「はる兄ちゃん! ウチのために来てくれたのか~!嬉しさいっぱいだよ!」
背が低くてピンクの髪色のドラゴン娘、彼女も俺のスキル『万物召喚』から召喚された女の子だ。
『エンシェントドラゴン姫騎士モカ レベル999』
ローズピンクの瞳に、ピンク色の髪を長く伸ばし背丈は中学生ぐらいだが、胸はとにかく大きい。見た目はどこかのお姫様の様だが、大きな声で元気満々の美少女である。
彼女はヒラヒラとした軽装に身を包み、自身の倍以上もある巨大なハンマーを手に敵を殴り倒す撲殺ドラゴンなのだ。
「モカさんのような優雅さのかけらもない胸だけ大きい方に、はる様がお会いになるわけがございませんわ。はる様、私はいつでも準備はできております。き、きょうは子宝に恵まれるとされる温泉地のお湯で露天風呂を用意しております。宜しければ、はる様のお背中をな、ながさせて頂きたいと…」
首元に真珠のネックレスをかけた銀髪ロングの女性はほほを赤らめ、瞳を潤ませ告げてくる。彼女も俺のスキル『万物召喚』で出た女の子だ。
『魔を制する者アリシア レベル999』
属性魔法、錬金術、回復魔法、古典魔法――など通常では使用することが出来ないような特殊魔法をも極めた魔女である。
見た目は銀色の髪を背中まで伸ばしており、普段は緩やかにウェーブがかかった状態だ。
頭の上にはふさふさとした大きな狐耳が立っており、そのせいなのか本来の身長が160cm程度なのだが、5cmほど高く見える。
普段は知的な姿を見せてくれるのだが、俺への誘いの時はいつも顔を赤くして、恥ずかしがる。胸は適度に発達しており、腰もくびれていて、お尻のラインも魅力的だ。
好意を向けてくれるのは嬉しいのだが、子供は待ってほしいかな…
「こんしゃら~」
最後は僕の昔話を聞いてから知り合いのVライバーさんの物まねをして、俺の体にスリスリしてくる不思議ちゃん、もちろん俺のスキル『万物召喚』で召喚された女の子だ。
『召喚魔法の天才 りんかちゃん レベル999』
どんなモンスターでもとは言わないが、特殊体質を持つ多くの神獣や天使、悪魔を従える3人の中で最も小柄だ。胸の方は説明しないでいいだろう。(察してくれ)
エメラルドグリーンの髪色に幼い顔立ちの美少女だ。いつも僕の頬や体に擦り付いてくる。可愛い顔をしてることもあって頭を撫でてしまう。
「サワサワッ…」
「えへへへ」
(もしかして、客観的に見て今の俺ってかなりやばいやつ…?)
彼女達は満面の笑みで答えてくれる…こんなこと地上では一度もなかった事だが、二年近く一緒に暮らしているとなれるものだな…。
「アリシアもせっかくのお誘いだけどまた今度一緒に温泉旅行でも行こうね。モカ、アリシア、りんか、3人とも集まってくれてありがとう。会いに来たのは3人に用事があって、それで来たんだ。」
「はる兄ちゃんのためだったらウチ、めっちゃ頑張るから…何したらいいんだ?」
「はる様と温泉旅行⁉…失礼いたしましたわ。モカさんと一緒で私もご命令いただければどんな命令でもこなして見せますわ。何なりとご命令ください。」
「んみゃ…」
「ココアから連絡が来たんだよね。『準備ができた』って。だからみんなに準備をして欲しいんだ。」
「ついにこの時が来たんだな!はる兄ちゃん、ウチの兄ちゃんにしたこと、絶対許さないって決めてるんだからな!」
「私も獲物を探したかったですが、ココアは諜報役としてはこの楽園一ですから、仕方ないですわね。」
「しゃらぁ~」
「ありがとね…アリシア、幻惑魔法が一番得意なアリシアに任せることも考えたんだけど、ココアは誰もが認める変装技術を持ってるからね。(昔見た、探偵アニメの悪役のお姉さんもびっくりしてるんじゃないかな)」
アリシアは狐の獣人ということもあり、一番得意な魔法は幻惑魔法なんだ。ココアは変装道具を使用するのだが、魔法道具等で確認しても見破ることができないほどの精度を誇る。
「はる様のいう通りでございますわ。ですが、私もはる様のお役に立てることをお忘れなく…」
「もちろんだよ⁉ココアだけじゃなくて…楽園のみんなの事、家族だって思ってるんだから‼」
俺の声が思ったより大きかったのか、3人以外も頬を染めていた。
俺のことを思ってくれているが故にたまに暴走してしまい、微笑みを漏らしてしまう。
やっと、復讐することができるのだ。この微笑みにはそんな喜びに似た感情が含まれていた。
「可愛い!好きなのだ!」
「読みたい気持ちが我慢できない!」
「あの子のサブストーリー欲しいのだ!」
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