8話 嫌と思っていてもよかったことはたくさんある
今回はちょいラブコメ?
テスト対決に負けた。負けた負けた負けた負けた。
「「じゃーんけーん……ぽん! 」」
というわけで1位も無事決まりました。
というわけで再び休日。え? はやくないかって?
多いよ、その質問! これはきっと作者がめんどくさいから書いてないだけだよ! というわけで今日は
1位の人に言われてやってきたイオン。田舎暮らしの俺達はイオンしかない。うむ。
「ごめん、待った? 」
「いやいや、はやく来るのが男の仕事ってもんです」
「はいはい」
勝負の結果勝ったのは葵だった。奈々は負けてギャングになってたけどそれは知らぬ。知らぬ。うん知らぬ。ちなみに葵の服装は言うことなし、うん言うことなし。ワンピースとだけ言っておこう。特別だそ? 神々しいからな。これは秘密だ。
「どう? 似合ってる? 」
「似合ってる似合ってる」
「そういうの嫌われるよ? 」
「わかったわかった。完璧です。似合ってます! これでいいか? 」
「うむ。合格」
ちなみに葵の願いは『私と一緒に青春を過ごすこと』だった。どうやら葵はあんまり外に出て遊ばないらしい。そこで俺にいろんな所を連れていって欲しいとの事。意外なやつきましたぁ!
「じゃ手始めにまずはゲーセンだな」
「ゲーセンかぁ。あまり行ったことないなぁ」
「葵なら友達とかと行くんじゃないか? 」
「いやいや〜。私そんな遊びに行く友達いないよ? 」
「それはないだろ」
「ほんとほんと。家帰って家事とか勉強とかでも忙しいし」
「そういや葵はどこ行きたいんだっけ」
「東大」
「おおうぅぅぅ」
いや神か。まだ日本であるからまだまだだな。うん。
「私は東大の特待生になって認めてもらうんだ」
「葵にもいろいろあるんだな」
「さっ! はやくゲーセンゲーセン」
というわけでイオンのゲーセンにやってまいりました。てかイオンのゲーセンって言い方であってるんかな? 違くね? まあいいや。作者は時折言葉使うの間違えるし。今頃誤字報告なども含めて皆で作っていく作品! とか言ってそうだな。まあ俺が言うことでもないし。パス
「うわ〜!! 」
葵は小さい子供のように目を輝かせている。俺はその顔にドキッとしてしまった。そうだこいつはS級美少女だ。近い将来SS級になりそうだな。
「まずはこれでもやる? 太鼓の達人」
「やるやる〜…どうせなら一番難しい奴にしてよ」
「難しい奴? わかったわかった」
というわけで千本桜の鬼を選択した。いまだに俺はフルコンできてない。そして……
「なんだ。簡単じゃん」
「お前そういやぶっ飛んでるんだったよな」
まあフルコンしますよねぇーー。俺は3ミス。なんでいとも簡単に負けるかね。
その後も葵無双。メダルゲームではジャックポット当てるし、クレーンゲームは簡単になんでも3プレイ以内にとってしまう。店員が汗かいていたのを忘れない。森田って書いてたな。覚えたわ。森田さんね。
「葵。そろそろ昼飯にするか」
「だね。お腹空いたし」
「この下の階にくそうまい店あるから」
「おお〜期待していいんだね? 」
というわけで下の階の店で食うことにした。ごく普通のラーメン店だ。
「ラーメンかぁ」
「前に行った時クーポンももらってるし。どうだ。
完璧だろ」
「それを言わなければね」
「おっちゃん! 醤油ラーメン2つ」
「何勝手に頼んでるのよ」
「いやここの醤油ラーメンまじで旨いから。食ってみ? 」
「へい醤油ラーメンお待ちぃ! 」
「さーて。お手並拝見ね」
おっちゃん頼むぜ。ここのラーメンは葵も美味しいと言うはず……!
「うまーーい!! 」
「だから言っただろ? 俺の勝ちだな」
というわけで美味しくいただきました。いやほんと最高なのよ。あとラーメンは醤油ラーメン派ね。それ以外は処刑だよ!
昼飯を食べた後は葵のご希望で服をみている。
どうやらここはいい服も揃ってるみたいだ。
「葵とかだったらもっといい所行きそうだけど」
「いい所も行くけど……Tシャツとかはここで買ったりしてるし。他にも結構買うよ? 」
というわけで服を数着購入した。あまり服やらファッションやらわからないが、葵が着たらなんでも似合いそうだな。最後に寄ったのはアクセサリー屋。女子に人気らしい。
「なんかお揃いのあるからさ。一緒につけない? 」
「なんだそのプレイは。俺が変な目で見られそうだな」
「誰も気にしないでしょ」
「葵ファンとかだったら気づきそうだぞ。あと奈々とか」
「それはわかるけど……憧れだったんだよね。こういうの」
「そうなのか? 」
「こういう普通の生活を私は送りたかったんだよ。
たぶんね」
葵とお揃いのアクセサリーを買い、いよいよ帰ることにした。
「でもなぜハートにした」
「これが一番かわいかったし」
「確かに……。俺にはすごい次元の戦いだ」
「?? 」
「まあ気にしないでくれ」
「あ、この道で別れるね。今日はありがとうございました龍輝君。また月曜日ね! 」
そう言って葵は笑顔で帰っていった。それは反則だろ葵様……
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