40話 約10年の時を経て
今回は約10年ぐらいのお話です!
数年の日々が経った。
「ねーねー剛。招待状届いた?」
「届いた届いた。今や2人ともえぐいからな」
「龍輝が女の為にあそこまでになるなんて……」
「俺だって葵様と……」
「まぁでも祝おうよ、ね?」
「だな。上手いことプロ野球のオフシーズンにしてくれたし」
「まぁでもクリスマスって腹立つ」
「はは」
12月25日、クリスマス。俺はこの日に結婚式を行う事にした。まぁ運命の日みたいなものだし。
俺と葵達はもう28歳となった。奈々はモデル、剛はプロ野球選手、そして俺と葵は……
「龍輝君、次の予定はどうなってるの?」
「次は30分後に海外の事業の方と会議です」
「わかったわ。葵。あなたにこの事業を任せるわ、あと龍輝君も手伝いなさい。さっさとやらないと結婚式できなくなるわよ、クリスマスにするんでしょ」
「わかった。しっかりやっとく」
「葵、困ったらいつでも言ってくれよ」
「大丈夫よ龍輝君。これぐらいは」
「あとイチャイチャするのは勝手にしてね」
「「しません!!」」
葵の母親の会社で働かせてもらっている。葵の母親の会社はとても大きい会社で従業員も多い。なんやかんやあるから人生はわからない。まぁ皆そんな感じでやっております。
そして結婚式の日、クリスマスがきた。
「ふぅ……似合ってる?」
やっぱりこういうのって心配になるよね!!
「心配すんな、似合ってる似合ってる」
剛が優しく言ってくれる。
「似合ってるよ、龍輝!」
奈々が元気に答えてくれる。
「似合ってます先輩!」
朱音も元気に言ってくれる。
「うん僕も似合ってると思うよ」
森脇もいつもの感じだ。
「おぉ……皆ありがとう」
「新婦さん次は見に行かないとね?」
奈々が小悪魔的に聞いてくる。
「おい! 俺が最初に見るんだからな? わかってるよな?」
「龍輝……そこら辺まだ治ってない」
葵を見に行く。ドアをノックして
「葵、入るぞ? いいか?」
「うん!大丈夫」
ドアを開けるとみんなが固まった。なんだこれ、天使か?
「うん? 何?」
「いやすごく似合ってると思って……」
「ふふ、ありがと。皆も来てくれて嬉しい」
「約10年ぐらいで皆も変わったけど、龍輝君と葵さんがまさかあんなに敵対してた葵の母親と一緒に仕事をするとはね」
森脇が言う通りだな、これ。
「まぁそんななりたい職業もなかったし、経験を積んで将来俺社長になるし……まぁいいかなって」
「まぁ和解したんだけどね」
そして、なんやかんやで結婚式は、大盛り上がりで行われた。奈々と剛がめっちゃ泣いたり、ブーケは凄い争奪戦だったし……
そして、
「お前もちゃんと来てくれたんだな」
「まぁ私も仲直りとかしたかったし、せっかく招待状くれたし」
「まぁまさか俺と関わるとか思ってなかっただろ?」
「まぁね。葵の代わりに私を指名するのはどうかと思ったわ」
「お、葵、こっちこっち」
「うん? この人見た事あるけど……誰だったっけ」
「前話したろ? 帝王だよ帝王」
「あ、理香!?」
「帝王って呼ぶなし。葵、昔はいろいろごめんね」
「いいよ。もう気にしてない。これからでも仲良くして欲しいな?」
「な? 葵は許してくれるだろ?」
「うぅ……ありがと」
そして、
「おいお前ら! 飲みに行くぞおらぁっ!」
「龍輝先輩、葵さんみてテンションおかしくなりました?」
「確かにそれはあるな。まぁでもさ久しぶりに飲もうぜ」
「賛成! 皆行くよ!」
やはり親友って大事だと思った。社会人になって人脈の大切さって重要って言う事を感じた龍輝です、龍輝です、龍輝です……
あと2話ぐらいになるからな……と。まだ伸びる可能性あると思いますがw
よろしくお願いします!




