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39話　変化

もう少しで最終話です

　卒業式。亮先輩達も卒業するので挨拶しに行く。

「先輩、お疲れさまでした」

「いやお前、変わりすぎだろ、どした」

「いやぁぁあなんかぁぁあ〜リア充になってすみませんねぇぇぇ」

「お前一回やるぞ」

「まぁいろいろありがとうございました」

「おう」

「会長もいろいろいい大学ライフを……」

「少なくともお前に言われたら嫌味にしか聞こえん」

　そんな卒業式も終わり、いよいよ4月。葵が出発する日。

「じゃ行ってきます。また連絡するからね」

「うん楽しみにしてる！」

「先輩がんばってください！」

「頑張れよ！」

「僕も負けてられないな」

奈々や朱音、森脇や、剛がエールを送る。

「まぁ龍輝は最後にイチャイチャするんだよね？」

奈々がとても攻撃してきた。いやいろいろ悪かったけどさ……

「うるせぇ」

　皆がいつのまにかいなくなっているの術で2人になった。

「じゃ行くね。でもまぁ連絡取るし、はやく帰ってくるから」

「言って結構日本に帰るのは後になるんじゃないのか？」

「まぁね。でも休みとかには帰ってくるし」

「……」

「あ〜さみしいの？」

「別に」

「毎日通話してるあげるから」

「まぁ許す」

「じゃ行くね、最後にしていい？」

「いいよ」

　その後2人で何をしたかは言わなくてもわかるだろう。その後隠れて見ていた皆にいじられるのは死にたくなる思いだった。

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